『FGO』「序/2017年12月31日」から考察する第2部のゆくえ【特集】

ということで、インサイドでは昨年に引き続き2018年も『FGO』の特集を頑張っていきます。第2部については情報が多いので時間をかけて色々な視点から解いていきますが、2018年一発目は「12月31日」の登場人物を中心に考察。

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『FGO』「序/2017年12月31日」から考察する第2部のゆくえ【特集】
『FGO』「序/2017年12月31日」から考察する第2部のゆくえ【特集】 全 9 枚 拡大写真

◆コヤンスカヤとアナスタシアの美女二人


気になる人物たちのこともちょっと分かりましたので、その部分も振り返りつつ推察していきます。まずはコヤンスカヤ。「伏兵の可能性は進言していた」などとお仕事感ある発言はしつつも、「人間はきっかりしっかり、ここで全滅させなくてはね?」と言っているので、人間ではない様です。そして玉藻系では?と言われていましたが、度々「狐」系の発言をして、より匂わせています。あとダ・ヴィンチのフェイクの爆弾の時にも「耳を隠さないと!」の発言。狐は非常に聴覚の高い動物なので、やはり玉藻の前ならぬタマモナインの一人、あるいは新たな狐系サーヴァントなのかもしれません。


ただ、アナスタシアのことをわざわざ異聞帯のサーヴァントと説明しています。彼女が没人類史のサーヴァントとも思えませんが、そうすると、そもそもサーヴァントなのかが疑問に……サーヴァントじゃなければビーストなのか、あるいは疑似サーヴァントという線もありますね。個人的に気になるのは、気に入った人間を剥製にしたいという発言。ロシアで剥製と言えばエンバーミングで保存されているレーニン大統領が思い出されますが、実際に剥製を作る事に関して高い技術を持っています。アナスタシアを敬っているように見える所からも、彼女にとってロシアは重要ワードな予感。ということで、全く別の予想でリディア・リトヴァク、エカテリーナ・ブダノワを考えました。そのあたりの時代で関連がありそうな言葉は、第二次世界大戦の銀狐作戦とかでしょうか。あとは狐発言から狐と思わせて、実は狐を食べる側の狼の可能性もありますよね。そうするとフェンリル?考えるときりがありません……余談ですが、コヤンスカヤが持っていたライフルは「ヘカートII」。ヘカートは女神ヘカテーを指す言葉とのことです。

そして新たなサーヴァント、アナスタシアが登場しました。アナスタシアという有名な人物は、今日のスケート選手に至るまでたくさんいます。その中でも、雷帝と呼ばれるイヴァン4世の妻であるアナスタシア・ロマノヴナ、ニコライ2世の第4皇女アナスタシア・ニコラエヴナの可能性が高いと言われていますね。アナスタシア・ロマノヴナだと思われるのは、初代ツァーリがイヴァン雷帝であることと、オプリチニキ(オプリーチニキ)が雷帝の親衛隊であることから。アナスタシア・ニコラエヴナだと思われるのは、言峰がラスプーチンの疑似サーヴァントの可能性があることと、皇“女”という呼び方、見た目の若さなど。


個人的にはどちらでもあるのではと思っています。アナスタシアの集合体とまで言いませんが、毛髪から大量の水銀が出てきた、服装的な点からロマノヴナ皇妃にも見えるし、鼠発言からイパチェフ館で監禁されていたニコラエヴナとも取れる。ニコラエヴナの名前がアナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァと名前が近しいところも気になります。どちらも実在していた人物なので、正月に登場した葛飾北斎のようなサーヴァントになるかもしれませんね。あと、攻撃モーションの時の後ろから出てきた黒い影も気になるのですが、皇帝のスタンドでしょうか……。

次のページでは言峰と謎の女性について推察
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《タカロク》

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