『桜降る代に決闘を』内田彩が語る担当キャラ・トコヨは「芸術と永遠の象徴」─意外な共通点も!?【インタビュー】

有限会社センキは、アナログゲームを原作としたPCブラウザ/iOS/Androidアプリ『桜降る代に決闘を』を発表。2018年内にサービス開始する予定です。

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『桜降る代に決闘を』内田彩が語る担当キャラ・トコヨは「芸術と永遠の象徴」─意外な共通点も!?【インタビュー】
『桜降る代に決闘を』内田彩が語る担当キャラ・トコヨは「芸術と永遠の象徴」─意外な共通点も!?【インタビュー】 全 7 枚 拡大写真

◆勝負ごとにも真剣な内田さん、気になるキャラは「シンラ」



──『桜降る代に決闘を』という作品自体の印象はいかがでしたか?

内田さん
最初は、札を使うカードゲームと伺ったので、花札のような印象でした。和風のカードっていいな、って。イラストも筆っぽくて和なタッチだったので、入りやすい世界観でした。あと、お洋服のデザインとかも可愛らしいですよね。

あと、他のキャラの子と一緒に組む時の掛け合う台詞から、それぞれの関係性が見えてきて、色んな子がいて面白いなと思いました。完全な「和」ではなく、ちょっと違う要素を持った子もいて。それと、名前が可愛くていいなと思いました。

──トコヨ以外で、内田さんが個人的に気になるキャラクターはいますか?

内田さん
シンラですね。(トコヨと)仲良しじゃないけど、「合う」みたいな。トコヨは「変わり者だしひねくれてるから仲の良い女神は少ない」と資料にあって、そうなんだと思っていたんですが(笑)、シンラと一緒に作品を見てやりとりするようなシーンや、「鬼の面が出てきたからシンラにあげようかな」みたいなのもあって、そういう関係性ってすごい良いなと思って。(トコヨとシンラは)かみ合ってるという設定があるからなんだと思いますが、台詞の中で絡んでいることが他のキャラクターよりも多かったですね。

サイネとは仲が良い設定というのもあり、気に懸けたり可愛がっている風なところも出てくるんですけども、サイネとはまた違う感じの仲の良さみたいなものがシンラとの会話の中に現れていて、いい関係だなって思いました。

開発陣
原作の設定的には、皮肉を言い合えるような関係ですね。

内田さん
あと、クルルというキャラがいて、まず名前から「どういう子なんだろう」と(気になりまして)。台詞もひらがなとカタカナが混ざっていて、「何言ってるかよく分からない口調の、ちょっと面白い子なんだろうな」と思っているんですが、この子がどういうキャラなのかすごく気になります。

──『桜降る代に決闘を』の原作はアナログゲームですが、そういったゲームは普段遊ばれますか?

内田さん
私、群馬県が出身なんですけど、群馬は結構カルタが根付いていて、子供の頃から地域の集まりや学校の授業とかでも(カルタを)やりましたね。

──上毛かるたですね?

内田さん
そうです! 県民の心、みたいな(笑)。群馬の人だったらみんな、上の句を聞いたら下の句を言えると思います。(なので)アナログのカードゲームと言われたら、カルタを連想しちゃいますね。すごく慣れ親しんできました。

あとは、現場の待ち時間が長い時、たまにトランプで遊んだりますしね。普通の収録の時はないんですけど、撮影の時とかですね。(待ってる人が)何人かいて、暇な時に。「久しぶりにやると面白いね」って。

──ボードゲームのようなものは、最近遊びましたか?

内田さん
ボードゲームは……最近はあまりやってないかもしれませんね。あ、でも、「黒ひげ危機一髪」はやりました(笑)! 大人になってからやると楽しいですね。その時、頭のいい子がひとりいて、「ここがこうなってるから、多分ここに入れたら出るよ」って。

──すごいですね! 実際にその目利き通りだったんですか?

内田さん
最後の一個まで残して「はい、どうぞ」って(笑)。(その場には)大人しかいなかったんですが、すごく盛り上がりました。


──ゲームで役を演じるにあたって、特に気を付けている点などがあれば教えてください。

内田さん
ゲームの仕事も色々と状況が違うんですけども、今回は特に、自分の中でまだふわっとしている部分が多いので、疑問に思ったことは積極的に聞くようにしました。「プレイヤーさんと(トコヨの関係)はどういう感じなのかな?」とか、すごく気にしました。

(本作には)親密度とかもあり、ゲームで何かがあると近しくなれるので、「親密度が上がったら可愛らしくなるようにしよう」とか。そういう、プレイヤーさんとのやりとりみたいなのがちょいちょい見えましたし、プレイヤーさんに呼びかける台詞がすごく多かったので、そういう部分は大事にしようと思いつつ(演じました)。

アニメとかだと、自分の台詞がなくても他のキャラの台詞から自分のキャラが見えてきたりするんですが、ゲームだと(自分が喋る)一言一言がポンと浮いている感じなので、(限られた情報を元に)想像して演じるようにしています。ゲームだと、前後が分からないこともありますから。

──それでは最後になりますが、デジタル版『桜降る代に決闘を』のリリースを楽しみにしている方々に向け、メッセージをお願いします。

内田さん
原作のアナログ版があるゲームなので、『桜降る代に決闘を』がデジタルになるとどうなるのか、楽しみにしてくれている方も多いと思います。今回はデジタルゲームになるということでボイスも付きますし、(アナログ版とは)違う感覚で遊べると思うので、皆さんが好きな原作版がどのように新しくなるのか楽しみにしていてください。

アナログ版は、技名とかをプレイヤーさん自身が言ってるでしょうし、「この技はこういう言い方だな」というこだわりがプレイヤーさんの数だけあると思うんですけど、それが少しでも楽しく膨らむような感じでボイスも楽しんでいただけたら嬉しいなと思っています。

また、今まで原作を知らなかった方も、デジタル版は相手がその場にいなくても楽しめるので、気軽に遊んでみて欲しいです。ぜひリリースをお待ちください。「和」のテイストが好きな方は特に相性がいいと思うので、(ゲーム、キャラクター、世界観など)色々な面で楽しんでください。

──デジタルで楽しめる『桜降る代に決闘を』がリリースされ、トコヨと逢える時を楽しみにしておきます。本日はありがとうございました!





『桜降る代に決闘を』事前登録ページ
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《臥待 弦》

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