【吉田輝和の絵日記】『嘘つき姫と盲目王子』中年男性が少年を連れまわす事案発生?

今回プレイするのは、盲目の少年の手を引き魔女の館を目指す2D横スクロールアクション、日本一ソフトウェアの『嘘つき姫と盲目王子』です。

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今回プレイするのは、盲目の少年の手を引き魔女の館を目指す2D横スクロールアクション、日本一ソフトウェアの『嘘つき姫と盲目王子』です。

ゲームでは可愛い姫が王子の手を引くほんわかした内容なのですが、僕がやるとなんか、こう、事案っぽくなる気がするけど気のせいですね。


気のせい、気のせい!早速プレイ開始!

■人喰い狼と王子の出会い



それは月夜の晩に小高い岩の上で歌うのが好きな狼と、その美しい歌声に引き寄せられた人間の王子の物語。


美しい歌声にすっかり魅せられた王子は、姿の見えない歌声の主に拍手を送り、歌声を初めて褒められた狼も悪くない気持ちになる……そんな夜を何度か繰り返し、いつしかお互いは特別な存在になっていった。


ある夜、歌声の主と会いたくなった王子は小高い岩の上に登り、すぐ足元まで王子が登って来ている事に気づいた狼は「歌声の主がこんな化け物だと知れると二度と会いに来てくれなくなる」と慌て、うっかり王子の目を傷つけてしまう。

王子が盲目になってしまい、顔の傷を忌み嫌った王族に牢屋に幽閉されている。そんな噂を聞き、狼はお見舞いに向かい……


「会いに来てくれてありがとう。でもどうやって…?」


私は隣国の姫なの。王子のお見舞いがしたいって言ったら通してくれたわ」王子の目が見えないのをいい事に嘘をつく狼。

なんとかして王子の目を元に戻して上げたい狼は、代償を支払えばどんな願いも叶えてくれる魔女の事を思い出す。その魔女ならきっと王子の目だって治してくれるはず。


でもこんなけむくじゃらの化け物の手じゃ、目の見えない王子の手を引いて魔女の所まで連れて行く事が出来ない……

狼は1人森の魔女の館へ行き……


自分の美しい歌声を代償にして願う。その願いは……


美しい歌声を代償に、狼は人間の姫の姿を手に入れる。


そして王子の手を引き、王子の目を治してもらうためにもう一度魔女の館へ向かうのだった。


冠を装着して「姫おっさんモード!」

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《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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