『スプラトゥーン2』「Plutinum Cup 5th」にて精鋭8チームが激突!世界レベルの攻防を一挙まとめてお届け

12月2日(日)に行われた『スプラトゥーン2』、「Platinum Cup 5th」の内容をお届けします。

任天堂 Nintendo Switch
『スプラトゥーン2』「Plutinum Cup 5th」にて精鋭8チームが激突!世界レベルの攻防を一挙まとめてお届け
『スプラトゥーン2』「Plutinum Cup 5th」にて精鋭8チームが激突!世界レベルの攻防を一挙まとめてお届け 全 1 枚 拡大写真
『スプラトゥーン2』をさらに熱く盛り上げるため、海外のコミュニティと手を組んでオフライン開催されることになった「Platinum Cup 5th」。これまでは、開催地ドイツへの参加をかけ、日本で熱い戦いが繰り広げられた計3回の予選とその集大成である、本戦の様子をお届けいたしました。


今回は、12月2日(日)に行われた「Platinum Cup 5th」の内容をお届けします。日本から参加する代表1チームと海外7チーム、計8チームのぶつかり合い。トップチームによる頂上決戦を制して優勝の栄冠を勝ち取ったのはどこになったのか、早速見ていきましょう!

実況:Re:do(忍ism)
解説:コギお(忍ism)

【Plutinum Cup 5th】


当日はあいにくの曇天でしたが、会場には代表8チームと観客の方々が詰めかけ、オフライン大会ならではの熱気と盛り上がりが会場を包んでいました。それでは2つの予選ブロックを勝ち抜いた4チームによる決勝トーナメントの様子をお届けいたします。

【決勝トーナメント 準決勝 第1試合】


◆ BACK SQUIDS vs Ster Kinderen (2本先取)


ドイツを代表するチームで、昨年のE3代表にも輝いた「BACK SQUIDS」。対するはSJOpenで優勝しドイツにやってきた日本代表チームの「Ster Kinderen」。 一足先に決勝に駒を進めるのはどちらのチームだ?

■ 1戦目:ガチヤグラ−スメーシーワールド



BACK SQUIDS(Aブロック1位通過)
選手名 :使用武器(スペシャルウェポン)
Ben :ホットブラスターカスタム(ジェットパック)
Kaito :オクタシューターレプリカ(ジェットパック)
Majin :N-ZAP85(インクアーマー)
Echo :スプラスコープ(ハイパープレッサー)

Ster Kinderen(Bブロック2位通過)
選手名 :使用武器(スペシャルウェポン)
メロン :スプラマニューバコラボ(ジェットパック)
のりしお :カーボンローラーデコ(ロボットボムピッチャー)
りっちゃん:H3リールガンD(インクアーマー)
Yumild :スプラスコープ(ハイパープレッサー)

1戦目は、スメーシーワールドのガチヤグラ。中央高台を取り、ヤグラを乗り込んだ際に、相手陣地の左右の高台にプレッシャーをかけることがカウントを取るためのカギになるステージです。

○ 4:50
初手から詰めて行ったメロン選手に対応し、人数有利を取ったのはBACK SQUIDS(以下BSと表記)。高台を取りそのまま人数有利を広げることで、ヤグラに乗り込みます。

○ 4:30
関門突破に重要な右高台を2人で見ることで、もう1枚落とすことに成功したBS。カウントを大きく稼ぐかに見えたが、左から素早く侵入したのりしお選手(カーボンローラーデコ)がヤグラを奪取。中央まで戻します。

○ 4:10
中央高台を取ったのりしお選手と他のメンバーで挟み撃ちにすることで、一気に相手を制圧したSter Kinderen(以下スタキン)。ヤグラに乗り込み、相手を迎え撃つ準備は万端と行った構えでしたが、最初に落とされていたMajin選手(N-ZAP85)が裏からヤグラを強襲! スタキンが見せた防衛と同じような形で、形勢を返します。

○ 3:30
Majin選手の裏どりによってスペシャルを温存したBSは、インクアーマーからジェットパックを2枚合わせるコンビネーションで、一気に第1関門を突破! スタキン側はハイパープレッサーとのりしお選手で防衛に成功するものの、BSがカウントリードを取ります。

○ 2:40
逆転を狙うスタキンのメロン選手(スプラマニューバコラボ)は、ジェットパックを使って相手の左高台の防衛ポジションを奪いにかかります。味方と合わせて1枚落とすものの、Echo選手(スプラスコープ)のハイパープレッサーに時間を稼がれ、その間に先ほどと同じような裏どりを通されてしまいます。

○ 1:20
思うような攻撃をさせてもらえず、攻めあぐねるスタキンに対し、安定して高台を確保するBS側ですが、潜伏していたのりしお選手のカーボンローラーが相手チャージャーを一閃! そのまま立て続けに連続3枚を倒すビッグプレー! スタキンが最後のチャンス、オールダウンを獲得します。

○ 0:50
ジェットパックとハイパープレッサーを早撃ちして相手をヤグラに近づかせない狙いのスタキンが人数有利を獲得しますが、それに対し、Echo選手が生存からハイパープレッサーでカウンター! ヤグラ周りに及ぶ激しい攻撃により、あと1カウントでリードというところでヤグラがストップ。しかし駆けつけたのりしお選手がそこにいる敵を薙ぎ倒し、値千金のリードまで繋ぐ!

○ 0:20
カウントリードを許してしまったBS側は、延長に差し掛かる最後の攻撃。近づく相手前線をジェットパックで対応し、2枚を落とすことに成功。大逆転カウントリードなるか? 相手のハイパープレッサーがヤグラを襲う! 人数有利は取れているが最後のりっちゃん選手(H3リールガンD)を落とすには至らず!

ギリギリのところでヤグラを奪ったSter Kinderenがまず1勝を収めます。

■ 2戦目:ガチエリア−チョウザメ造船



BACK SQUIDS(Aブロック1位通過)
選手名 :使用武器(スペシャルウェポン)
Ben :ホットブラスターカスタム(ジェットパック)
Kaito :オクタシューターレプリカ(ジェットパック)
Majin :N-ZAP85(インクアーマー)
Echo :スプラスコープ(ハイパープレッサー)

Ster Kinderen(Bブロック2位通過)
選手名 :使用武器(スペシャルウェポン)
メロン :スプラマニューバベッチュー(イカスフィア)
のりしお :カーボンローラーデコ(ロボットボムピッチャー)
りっちゃん:H3リールガンD(インクアーマー)
Yumild :スプラスコープ(ハイパープレッサー)

2戦目はチョウザメ造船のガチエリア。高台になっているエリアを取ったチームが、相手の広場までプレッシャーをかけ、ラインを上げることがカウントを取るためのポイントになります。

○ 5:00
初動は1枚ずつの交換。厚い塗りで盤面を抑えたスタキン側が相手の高台まで詰め寄り、もう2枚を落とします。BSのEcho選手も負けじと1枚スナイプしますが、返して行ったのはのりしお選手の大ジャンプからの縦一閃!

○ 4:20
のりしお選手のジャンプ後を抑えたben選手(ホットブラスターカスタム)ですが、後ろに控えるYumild選手(スプラスコープ)のハイパープレッサーが攻めの波を終わらせまいと押し寄せる! 抜け目なく2枚を落とし、試合がこのまま終わってしまうのか?

○ 4:10
簡単には終われないBS。ジェットパックからハイパープレッサーを合わせて人数有利を作ります。そんな中、Ben選手がエリアに侵入! チャージャーを落とし、エリアを奪い返す動きをみせますが、そこに入ったのはメロン選手のステルスジャンプ! 華麗なスライドで2枚を落とし、駄目押しの一撃となりました!

初手から相手に息をつかせない攻撃の数々で圧倒したSter Kinderenが、Aブロック1位通過のBACK SQUIDSを寄せ付けず、決勝進出を決めました。

【決勝トーナメント 準決勝 第2試合】


◆ Kraken Paradise vs Ghost Gaming


前回のPlutinum Cup 4thでは予選大会1位の「Kraken Paradise」。諸事情で参加できなかったものの、欧州を代表する実力を誇るKraken Paradiseとぶつかるのは、予選ブロックでSter Kinderenを下し、決勝トーナメントに挑むGhost Gaming。海外トップチームのぶつかり合いを制した先にはSter Kinderenが待ち受けています。

■ 1戦目:ガチヤグラ−アンチョビットゲームズ



Kraken Paradise(Aブロック2位通過)
選手名 :使用武器(スペシャルウェポン)
Kiver :オクタシューターレプリカ(ジェットパック)
Lean :N-ZAP85(インクアーマー)
Grey :パラシェルター(アメフラシ)
Kaji :バレルスピナー(ハイパープレッサー)

Ghost Gaming(Bブロック1位通過)
選手名 :使用武器(スペシャルウェポン)
Sorin :スプラマニューバベッチュー(イカスフィア)
Erza :ホットブラスターカスタム(ジェットパック)
Sendou :スパイガジェットベッチュー(インクアーマー)
Brian :スプラスコープ(ハイパープレッサー)

1戦目はアンチョビットゲームズのガチヤグラ。中央を確保してからヤグラに乗り込み、相手の高台にプレッシャーをかけ続けることが関門突破のカギになるステージです。

○ 5:00
初動はN-ZAP85のインクアーマーから入る狙いか、カウンターの立ち回り気味のKraken Paradise(以下Kraken)に対し、一気にステージ中央を抑えて人数有利を取ったのはGhost Gaming(以下Ghost)。勢いそのままに相手高台まで詰めて、ハイパープレッサーを持つバレルスピナーをも倒す速攻を見せます。

○ 4:30
そのまま一気にカウントを取るかに見えたが、生存していたGrey選手がアメフラシを使ってErza選手のジェットパックの照準を引き受ける大立ち回り。アメフラシと一緒に侵入したKiver選手とハイパープレッサーで59カウントで止めることに成功。

○ 3:30
中央の取り合いが続き、Ghost側が人数有利を取ったように見えたが、高台から撃ち下ろすKiver選手のジェットパックが炸裂。合わせて2枚を倒す活躍で、一気にターンはKraken側へ。GhostのBrian選手のハイパープレッサーがガチヤグラを襲い、Ghostは防衛に成功するものの、Krakenはなんとか第1関門の突破に成功。

○ 2:30
ターンになったKraken側は3つのスペシャルを使って一気に相手の高台を取る狙い。高台奥へもインクを届けるが、相手からハイパープレッサーが。Kraken側が先に使用していたためカウンターできずカウントには至りません。

○ 1:50
防衛に成功し、そのままヤグラに乗り込んだSorin選手(スパイガジェットベッチュー)に対し、早めに止める狙いで裏から入り込んだGrey選手。ただ、Ghost側はSorin選手が傘を開くことで時間を稼ぎ、その隙に味方が囲んでカバー。攻めの手前に人数有利を得たGhost側は一気に相手陣地に侵入します。

ヤグラが相手高台を進むタイミングで攻めのハイパープレッサーとジェットパックが入り、Kraken側はどうすることもできない! なんとか防衛に成功したものの、30カウントを許してしまいます。

○ 0:50
逆転勝利のために駆け上がるKraken。アメフラシとハイパープレッサーを使って中央を制圧するが、相手高台にアプローチするスペシャルが足りず、Brian選手のハイパープレッサーも受けて試合終了!

勝負時を逃さず掴んだGhost Gamingがまずは先勝します。

■ 2戦目:ガチエリア−ザトウマーケット



Kraken Paradise
選手名 :使用武器(スペシャルウェポン)
Kiver :オクタシューターレプリカ(ジェットパック)
Lean :N-ZAP85(インクアーマー)
Grey :パラシェルター(アメフラシ)
Kaji :バレルスピナー(ハイパープレッサー)

Ghost Gaming
選手名 :使用武器(スペシャルウェポン)
Sorin :スプラマニューバベッチュー(イカスフィア)
Erza :ホットブラスターカスタム(ジェットパック)
Sendou :パラシェルター(アメフラシ)
Brian :スプラスコープ(ハイパープレッサー)

2戦目はザトウマーケットのガチエリア。起伏の激しいエリア周りが激戦地になり、エリアを確保した後に相手の高台や右広場に詰めることが重要なステージです。

○ 5:00
初動からKrakenのKiver選手(オクタシューターレプリカ)が相手を落としにかかるが、Sendou選手が傘を開いて時間を稼ぎます。上手く囲んで対処したGhost側ですが、同様にSendou選手を上手くさばいた後のKrakenが放つ2つのスペシャルによって、Kraken側がエリアを先取します。

○ 3:50
もう1度カウントを進めるチャンスを得たKrakenは、Kiver選手が相手左高台をジェットパックで狙うものの、Ghost側は未然に防ぎ、ハイパープレッサーに乗じてエリアに侵入。エリアを取ってからは左広場で激しい撃ち合い! 交互に倒しあって、最後に生き残ったのはGhostのSendou選手!

○ 3:00
打開に入るKraken側は、3枚のスペシャルを使って前線を上げる攻めを見せます。そのまま人数有利を取り、エリアの確保に至るかと思われましたが、Ghost側のSorin選手が潜伏から2枚落とすことに成功! それに気を取られたKraken側は、エリアを塗りきれず! 復帰次第エリアに急ぐKraken。だがハイパープレッサーに邪魔をされ、そのままGhost Gamingがノックアウト!

Ghost Gamingの決勝進出が決まり、Plutinum Cup 5th決勝の対戦カードが決まりました。

次のページ:いよいよ決勝戦開始!
  1. 1
  2. 2
  3. 続きを読む

《編集部》

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

特集

関連ニュース