『SEKIRO』10回死ぬまで帰りません! 限られた命でどこまで進めるのか?【プレイレポ】

『SEKIRO』10回死ぬまで帰りません!筆者が死んだポイントを参考に、ご自身のプレイに役立てて頂ければ幸いです。

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◆残りの命は7つ! ここからどこまで進めるのか。そして“10度目の死”は果たして・・・



「再戦で勝利を目指す」と言ったな。あれは嘘だ。目指す暇もなく即死。合計4度目の死亡です。3回目まではそれなりに間隔があったのに、今度は電撃的な速さです。


幸い、冥助のおかげで今回のデスペナは免れました。しかし3回目の死亡で、3000以上あった銭が半分近くに減っており、なかなか堪えます。あんなに余っていたのに、すでに心許ない感じに。これ以上、貯蓄を減らさないためにも、赤目を倒さねば!


倒さねば・・・倒さなければ・・・(死亡5回目)。急速に減っていく命。そして銭。



死にすぎたせいで、とうとう竜咳まで発生してしまいました。仏師が咳き込む姿は痛々しいし、申し訳ない・・・これ以上悪化しないうちに倒さないと! 冥助の発動確率も落ちますし!(現金)


残り銭も3桁! でも忍殺決めれたぜ! いくぞおらぁぁぁぁぁぁ!


勝った! 『SEKIRO』完!(まだ序盤も序盤) ここだけで3度も殺されてしまいましたが、そのおかげでボス相手の立ち回りにも少し慣れてきましたし、傷薬瓢箪もひとつ残しての大健闘。この先、やっていける自信もちょっと芽生えてきました。そう、俺は赤目を倒した忍び!


・・・そして、槍兵に倒される忍び・・・。赤目の後にまだ敵が潜んでいるとは思わず、回復もままならずに死亡です。油断すなわち死。これもお馴染みの感覚です。


改めて(何度目だ)気持ちを入れ替え、慎重に進んでいくと、またしても侍大将の姿が。しかも今回は、周囲に多くの兵もいます。あの大将は倒したいものの、多対1だと勝ち目はありません。



ならば、まずは忍殺。確実に減らしていき、1対1に持ち込む舞台を作ります。勝つためには、その道筋を作るのがまず大事。キャンプファイヤーに突っ込む愚考はもう繰り返さない・・・!


その甲斐あって、侍大将・山内典膳と一騎打ち。忍殺も一度決め、あとは体力ゲージを1本削るだけです。河原田直盛を下した経験を元にすれば、決して勝てない相手ではないはず!


たった一回の勝利は、なんの担保にもならない。フロム・ソフトウェアの教えは今日も厳しい・・・。


再戦するも速攻で死亡。ま、まだまだ・・・。



改めて雑魚を掃除し、忍殺からの3度目の挑戦!


おおう・・・3連続の死亡・・・。赤目の対戦成績と並んでしまいました。しかも、合計9回目の死なので、今回の企画で残った命はあとひとつ。力尽きる寸前まで追い込まれてしまいます。ですが、山内典膳に負けたままでは終われません。いざ、尋常に・・・


忍殺からの、勝負! やや尋常じゃない気もしますが、忍び的には王道な戦い方なので問題なし。


その結果・・・見事に勝利! 傷薬瓢箪も使い切り、丸薬にも手を出すほどでしたが、4度目の正直で山内典膳を撃破しました。よかった・・・4連続死亡で企画終了は、さすがに拍子抜けですからね。最大の危機は去った・・・!


そして、新たな鬼仏と進行ルートを発見。この調子なら、城下を抜けて葦名城まで辿り着くのも不可能ではないかも。


橋下の谷に向けて、華麗な空中移動を決める場面のようです。鉤縄が唸るぜ!


先ほどの山内典膳キャンプファイアーの雑魚掃除に鉤縄を駆使したおかげで、この移動にもすっかり慣れました。この谷を抜けたら、きっと次の鬼仏があるはず。さくさくっと進みましょう。


そう、さくっと・・・んっ?


ちょ、なにコレ、一体・・・


──えっ!?


ひぎゃあぁぁぁぁぁぁ!


忍びらしからぬ(筆者の)悲鳴は、しかし谷底に吸い込まれるばかりで、聞く者は誰もいませんでした・・・なんなのあの大蛇! 一瞬、ムービー的なやつかと思ったんですが、ばっちり攻撃食らいましたし、ふっとびで落下死。慣れたと思った瞬間に死ぬ、安定のフロムゲーでした。

こうして、最後の死亡を大蛇が飾り、10回の命が「葦名城 城下」で尽きる形に。ああ、城が遥か遠い・・・。


とはいえ、アクションがそれほど得意でない筆者でも、10回死ぬまではある程度進めることができました。もちろん手強くて歯応えたっぷりですが、例えば「赤目には火吹き筒」のように各強敵への対抗手段も用意されているので、充分な準備と相手の攻撃に慣れればちょっとずつでも先へと進めます。

厳しさと解決の糸口が同時に存在する『SEKIRO』、気になる方は今からでも手に取ってみてください。緊張と絶望と驚きと死亡と光明(割合もこんな感じ)を、いずれもたっぷりと味わえます。


ちなみに筆者は、そのプレイ体験を、鬼形部さんでもたっぷり味わいました。そう、大手門は明かぬ門・・・。



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《臥待 弦》

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