!注意!
ストーリーの核心には触れませんが、本記事には『天穂のサクナヒメ』イベントシーンの一部ネタバレ画像が含まれています。ご注意ください。
ストーリーの核心には触れませんが、本記事には『天穂のサクナヒメ』イベントシーンの一部ネタバレ画像が含まれています。ご注意ください。
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手応え満点の爽快アクションや、徹底的にこだわった稲作の描写など、多彩な魅力でユーザーを虜としている『天穂のサクナヒメ』。美しく描かれた世界、成長を描く物語など、その特徴を挙げていけば限りがないほどです。
主人公である「サクナヒメ」も親しみが湧くキャラクターですし、その容姿もまた可愛らしさ満点。しかし意外なことに、サクナヒメは“美少女”ではないことを、皆さんはご存じでしたか?
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本作の限定版に付属している「天穂のサクナヒメ 彩色画集」によれば、開発陣の定義的には「ゆい」が本作唯一の美少女、とのこと。公式サイトで公開中のお試し版でも、その記述は確認できます。
ゆいは、他の人間と共に、神の世界へ足を踏み入れてしまったひとり。このことが原因で、事の発端であるサクナヒメと共に、鬼がいる島で暮らす羽目になってしまいます。
本作は、本格的な稲作やコンボアクション、感情豊かなサクナヒメなどに注目が集まりがちですが、本作唯一の美少女・ゆいも十分気になる存在です。そこで今回は、まだ『天穂のサクナヒメ』を遊んでいない皆さんに向け、開発陣公認な美少女の魅力をお届けしたいと思います。
唯一の公認美少女は、マイペース可愛い
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パッと見の印象は物静かな美少女ですが、実のところかなりのマイペース。思ったことをズバッと言いますし、主神を前にしても「早く帰してけらいん・・・」と、物怖じせず口にします。
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最初の揉め事の発端になったのは、主神に捧げられた米に手をつけてしまったせい。飢えていたため、全員が貪るように米を頬張りました。
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その現場に踏み込んだサクナヒメが、おしおきとばかりに襲いかかると、他の面々は慌てて逃走。ですが、ゆいの反応はかなり遅く、攻撃が当たる前にようやく逃げ出しました。童子の「かいまる」よりも行動が遅く、かなりのマイペースぶりを早速見せてくれます。
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そんな彼女の性格は、犬を飼い始める時にも垣間見えます。鬼が彷徨く島では、人だけで峠を下りるのは危険すぎる行為です。しかし、鬼の気配に敏感な犬が一緒なら可能では・・・という話が持ち上がりました。
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しかしゆいは、「いきなりはおっかねえなや・・・」と、ちょっと及び腰。命に関わることなので、無理のない反応です。
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するとサクナヒメが、まず田右衛門に試させてみては、と提案。「あの図体なら仮に襲われても、容易くは死にはせんじゃろうし・・・」と、なかなかヒドい理由です。これが神か。
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ですがその提案に、ゆいは「んだなや、そうすっぺす」と快諾。まさかの全肯定です。人としてちょっと問題ある気もしますが、表面上だけ取り繕ったりせず、堂々と答えるマイペースぶりは、いっそ清々しいほどです。
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また、仕草もいちいち可愛いので困ります。例えば、物陰からこっそり窺うゆい。その視線の先よりも、彼女から目が離せません。
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何かを探しているようですが、ちょっと不安げな表情もグッときます。
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人気のない岩の上で、不思議なポーズを取っていることも。果たして何をしているのか、そのミステリアスさにも惹かれます。こんなの、気にならないわけがない!
方言+美少女の組み合わせは、至高!
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ゆいの口調は特徴的で、かなり方言が強めです。何を言いたいのかは大体分かりますが、独特なクセに驚いた方もいたことでしょう。
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背中がほつれていたので、縫いました──という言葉も、ゆいにかかれば「背中のとこがほつけてたから、縫つけした」となります。しかもこれは、かなり分かりやすい部類です。
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感謝の言葉も、「ありがとござりすた」。意味はもちろん分かりますが、どういう言葉の変化でこうなっていったのか・・・言葉は奥が深い。
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「いつんでもほいじゃ、がおっちゃうかも知しゃねすね」などは、かなりの上級者向け。しかし、その方言もまた可愛らしく聞こえてしまうもの。特にボイス付きの時は、破壊力満点です!
公式サイトではサンプルボイスが公開されているので、ぜひ聴いてみてください。ちなみにCVは、古賀 葵さんが担当されています。