2020年の『FGO』は何があった? 環境を変えたキャストリアに、前代未聞の★5配布まで! 新たな試みも見られた激動の1年を振り返る【年末年始特集】

年末を迎えたこの機会に、改めて2020年の『FGO』を振り返ってみましょう。

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2020年の『FGO』は何があった? 環境を変えたキャストリアに、前代未聞の★5配布まで! 新たな試みも見られた激動の1年を振り返る【年末年始特集】
2020年の『FGO』は何があった? 環境を変えたキャストリアに、前代未聞の★5配布まで! 新たな試みも見られた激動の1年を振り返る【年末年始特集】 全 28 枚 拡大写真

キャストリアの登場で環境が一変! 周年礼装にも変化があった5周年キャンペーン



注目の5周年サーヴァントでは、大方の予想に反して「アルトリア・キャスター」が登場しました。第2部後期オープニングムービーでチラッと姿を見せたのみで、現時点でもストーリーへの本格参戦は無し。例年の実装傾向から考えても、予想外の選抜だったと言えます。

いざ実装されると、キャストリアシステムを使った周回パーティで活躍。無敵貫通を防げる新バフ「対粛正防御」で高難度もこなせるなど、ゲーム環境を大きく変える“『FGO』史上最優のサポーター”として名を馳せました。


また、今年の周年礼装「英霊紀行」にも変化が。例年は交換チケットを使って1~2枚だけ交換できる仕様でしたが、今年は「5周年記念英霊紀行ピックアップ召喚」で全種類を入手可能となりました。

英霊紀行は、「サーヴァントが全国各地の名所を訪れたら?」をコンセプトに、実際の背景写真と描き下ろしサーヴァントを合わせた特別イラストを制作する企画「under the same sky」が大本です。現地観光にも繋がる企画だったので、コロナは本当にタイミングが悪かったとしか言えません。

水着イベントのテーマはホラーに! カルデアに染まった虞美人も注目



レースやコミケとぶっとんだテーマで水着イベントを行ってきた『FGO』ですが、今年はシンプルな「ホラー」がテーマに。呪いのビデオや違和感を覚えるシナリオなど、要所要所に仕込まれた演出が不気味な雰囲気を感じさせました。


配布の水着サーヴァントには「虞美人」が抜擢。当初のシリアスなキャラから一転、今では完璧なポンコツキャラとなり、イベントでも多数のギャグシーンを見せつけました。水着イベントから始めたマスターが、メインストーリーでの虞美人を見てどんな反応をするのか気になりますね。

3つのイベントで立て続けに新要素が登場! iPhone Xなどの端末でもフルスクリーン表示が可能に



夏を終えると、待望のボックスガチャイベント「影の国の舞闘会 ~ネコとバニーと聖杯戦争~」が開催。限られたサーヴァントでシミュレーションゲームのように攻略を進める「聖杯戦争」が登場しました。


続く「超古代新選組列伝 ぐだぐだ邪馬台国2020」では、一定時間おきに何度でも実行できる「収穫クエスト」が登場。大量のQPや再臨・経験値素材を待つだけで入手できる、マスターにとって夢のようなシステムです。

同イベントでは、フレンドポイント召喚でも「期間限定ぐだぐだ邪馬台国2020 フレンドポイント召喚」なる試みが実施。イベント用★3礼装に加え、★3~★4の経験値礼装、さらにはシークレット枠として「織田信勝」も登場しました。


そして、第2部 第4章~第5章の間が描かれる「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル ~ノーチラス浮上せよ~」では、マップを自分で探索していく「海域探査」が登場。5月の『Fate/Requiem』コラボも含めて、各イベントで様々な試みが見られました。


また、11月25日のアップデートでは、対応解像度がリニューアル。iPhone Xなどの端末でもフルスクリーン表示が可能となり、あの“謎の青枠”が消えました。残念ながら宝具中は再表示されますが、こちらも順次フルスクリーンへの対応が発表されています。

ちなみに、昨年の「セイバーウォーズ2 ~始まりの宇宙へ~」に引き続き、今年もハロウィンイベントは未開催に。同時期には、かなり早めのクリスマス復刻が行われました。「ハロウィンは平成においてきた」と言われただけに、来年以降も開催は怪しいです。

年末はメインストーリーとクリスマスで大盛り上がり! サンタ役は初の男性に



今年も残りわずかとなった12月上旬には、メインストーリー第2部 第5.5章「地獄界曼荼羅 平安京 轟雷一閃」が開幕。「虚数大海戦」に続く形で、一気にメインストーリーが描かれました。

名前だけは登場していた「安倍晴明」の実装に期待が高まるものの、実際に登場したのは「蘆屋道満」と「渡辺綱」、そして「伊吹童子」です。意外にもピックアップ1からの登場となった蘆屋道満には、霊基再臨に制限をかける新手のネタバレ防止策がとられました。


そしてクリスマスイベントでは、サンタサーヴァントに「カルナ」が抜擢。サンタは女性しか選ばれないという前例を覆しました。正月の「楊貴妃」、5周年の「アルトリア・キャスター」と、前例を覆したサーヴァントは他にもいます。これを踏まえると、来年の新規サーヴァントも今までの実装傾向と異なるラインナップになるかもしれませんね。



2020年の『FGO』を振り返ってみると、各種イベントでの新たな試みが目立ちます。また、ゲームシステムだけでなくシナリオ面でも、力の入った演出が数多く見られました。初の★5配布や男性サンタなども含めて、新しいことに取り組む挑戦的な年だったと言えます。


来年に待つのはメインストーリー第2部の後半戦。間違いなく第6章「星の生まれる刻」は開幕するでしょう。現在は半年のペースでメインストーリーが進行しているので、年末には第7章も開幕し、第2部がクライマックスを迎える可能性もあります。来たる激闘に備えて、今後も周回し続けるしかありませんね!
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《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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