【怖すぎ注意】ホラーゲームを開拓! 身の毛もよだつオススメ5作品

この夏オススメのホラーゲームをピックアップしておすすめします。

任天堂 Nintendo Switch
【怖すぎ注意】ホラーゲームを開拓! 身の毛もよだつオススメ5作品
【怖すぎ注意】ホラーゲームを開拓! 身の毛もよだつオススメ5作品 全 8 枚 拡大写真

夏真っ只中。東京都心でも35度以上の猛暑日を記録するなど、この暑さは留まることを知りません。

そんな時こそ、自宅でホラーゲームという選択肢はいかがでしょうか。海水浴のように移動や人の波を気にする必要もなく、肝試しと違って外出する必要もありません。必要なものはゲームをする環境とソフトのみ。注意することといえば深夜に叫びすぎて近所迷惑にならないことぐらいでしょうか。今回は、筆者が個人的におすすめしたいホラーゲームをピックアップしてご紹介します。

逃げられない恐怖を。『Five Night at Freddy's

Five Night at Freddy'sは「だるまさんがころんだ」に近いゲーム性となっており、暗い警備室の中で朝まで人形から襲われないように生き延びる事が目的となります。逃げる、隠れるといった要素の多いホラーゲームとは異なり、向かってくる相手を通さないーある種タワーディフェンスのようなゲーム性ですが、撃退できるわけではありません。一旦お帰りいただくだけなので、時間までひたすら追い返さないといけない…恐怖の対象が不規則に襲ってくるストレスの中、気をゆるめるタイミングが無いため緊張感が半端ありません。気を抜いてふと横を見ると人形が扉越しやカメラからこちらを覗いている瞬間は、たまらないものがあります。

本作はシリーズ化しているため、プレイしてみて気に入った方は次作や最新作を遊んでみても良いかも。映画化も進行中であり、まだまだ目が話せない本シリーズ。静かに迫りくる恐怖とゲームオーバーの瞬間のメリハリを求める方はプレイしてみてください。

アナタの声は幽霊にも届いています。『Phasmophobia

ゲーム中、追われているプレイヤーと同じ行動を取らないといけない。それは、没入感を高めるのに非常に役立ちます。特にホラーゲームであれば尚のこと恐怖感はMaxです。『Phasmophobia』はそんな「自分自身=プレイヤー」という感覚を強く持たせることで恐怖感を演出している良作です。本作は心霊調査員となったプレイヤーが、屋敷を探検しながら証拠を集め、取り憑いた霊の正体を探ることが目的の探索ホラーゲームとなっています。色々な方法で証拠を集めるのですが、特に個性的なのがプレイヤーの「」を利用すること。話しかけることで隠れている霊を刺激したり、ツールを使って対話を持ちかけて情報を引き出したりできます。

この”話しかける”という行動を何度も行っていると、本当に相手がいて、話しかけているんじゃないかと思えてきます。マルチプレイにも対応しているため、調査中はみんなでふざけ合いながら肝試しをしている感覚になれるのも良いですね。そうやって没入感を高めている中、ふと持っているライトがチカチカ…その時がやってきます。幽霊が攻撃的になり襲ってくる「Huntモード」です。この時、襲われているプレイヤーは声とプレイヤーの足跡を頼りに追ってくるので、黙る必要があります。他の部屋を探している最中、急に相手が黙ってしまった。急に静まり返るゲーム内。残された方も暗い部屋の中に取り残され非常に怖いですし、追われている側は勿論息を殺して相手に見つからないように逃げ切らなければなりません。映画などでよくあるシチュエーションですが、それを実際に体感してみると、本当に恐ろしいことが実感できると思います。

そんなメリハリがしっかりした作品なので、情報を集めたり探索したりするのが好きな方や、ゲームで本格的な肝試しがやりたいという方にオススメです。

海は怖いということを再認識してくれる。「Subnautica

右も左も、少し先の様子も変わらない地平線。名前も知らない原生生物。皆が慣れ親しんできた海に1人放り出される本作は、海の怖さ、そして何もわからないという恐怖を演出してくれています。

Subnautica」は、宇宙船の事故によって未知の惑星に墜落してしまった主人公が生き延びるために周囲を探索し、惑星から脱出を目指す探索とクラフティングがあわさったゲームです。主人公は私達と同じく呼吸をする必要があるので、定期的に海上に上る必要があります。最初の内は装備も整っていないため潜れる時間も少なく、酸素ゲージに怯えながら探索をする必要があります。探索に夢中になって警告が出た瞬間、入り組んだ地形で出口がわからなくなる…そんなパニックを起こすこともあり、人によっては心臓に悪いかも知れません。

何よりも怖いのは「夜の海」。本作には時間の概念があるのですが、夜になると照らしてくれるものが一切なくなるので海の中は本当に真っ暗です。一部の生物や植物が光を蓄えており淡く光ってくれるのですが、光源としては心もとないのが本心。むしろ不気味さを煽ってくるのでより一層怖さが引き立ちます。場合によっては上と下の判断も難しくなるため、自分が本当に海上に向かっているのか不安になることも。基本的には夜は探索を控えることを心がけるべきですが、ホラーを求めて購入した際は一度味わってみても良いかもしれません。

Steamだけでなく、SwitchやPS4など様々な機種で販売されているため、よく遊ぶハードで購入するといいでしょう。

RPGツクールから生まれた怪物「魔女の家

ホラーゲームを遊びたい。でも、リアル過ぎるものは苦手だし、サクッとカジュアルに遊びたい…そんな方にプレイしてほしいものが「魔女の家」です。2012年に制作されたRPGツクールで制作された本作は、フリーゲームということもありそのカジュアルさから多くの人にプレイされました。飽きさせないギミックや小ネタ、クリア後に判明する驚きのストーリーなど、多くの人に楽しまれ現在でも人気の作品として挙がるほどです。ストーリー自体は一本道ですが、前半の選択が後半の展開に影響するので先の展開が気になっていつの間にか引き込まれる作りは見事です。ある程度慣れれば操作も簡単なのでクリアまで時間もあまりかからないでしょう。

2018年には音楽やグラフィックを強化し、難易度選択が可能になった「魔女の家MV」もSteam等で発売されました。以前遊んだことはあるけれど、もう一度思い出とともにプレイしたい場合など、こちらを購入してみてください。

一人ぼっち。子供視点で見た夜の恐怖「夜廻

一生懸命遊び疲れ、ふと周りを見ると暮れる空と知らない景色。一人ぼっちになった少女は何を見たのか。「夜廻」は、そんな子供の頃に見た夜の景色をコンセプトに作られた見下ろし型の探索型ホラーアドベンチャーです。消えた犬といなくなってしまったお姉ちゃん。1人と1匹を追って主人公は夜の街を探し回ります。怖さ自体は控えめになっていますが、物語の端々に残酷さや悲しみが見え隠れします。かわいらしい2等身のキャラクターのデザインだからこそ、主人公が体験した出来事はより強く悲しさと辛さを引き立てています。そしてなにより、少女を動かすのはプレイヤー自身という現実。危険な目にあわせたり、夜の街を歩かせるのはプレイヤーだからこそ、ストーリーを進めれば進めるほど心が痛みます。本作は特にチュートリアルの時点からその傾向が強く、感情移入しすぎるとプレイが辛くなる場合もあります。購入する場合はご注意ください。

総じてストーリー性を重要視したい方にオススメな作品。SteamやSwitchで販売中のため、可愛らしいビジュアルに惹かれた方は是非購入を検討してみてください。

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以上5作品を紹介させてもらいました。蒸し暑く少しでも背筋の凍る夏を感じたい方は、是非ともこの機会に一作プレイしてみてはいかがでしょう。

《夜空イチ》

ギャルゲー好きのVTuberです 夜空イチ

2018年10月10日より活動開始のVTuber。GBから始まりゲームの楽しさに触れ、ゲームは楽しむものだと言う観念でプレイ、触れるよう心がけている。様々な人の価値観や、同じ作中でも選択肢によってifの世界を味わうことのできるADVゲームが特にお気に入り。

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