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2018年の「同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した名作ADV『シロナガス島への帰還』が、クラウドファンディング企画を達成。Nintendo Switchに移植される予定となっています。一体どんな世界観のゲームなのか、この機会にご紹介していきましょう。
熱狂的な人気を集めるミステリーADV
『シロナガス島への帰還』は鬼虫兵庫氏が制作したアドベンチャーゲーム。当初はPC向けソフトとしてリリースされ、2020年にはSteam版も発売。インディーズのボイスなしソフトとしては破格の7万本以上を売り上げ、好評率97%を記録する人気作となりました。
『CAMPFIRE』で行われたクラウドファンディングは、目標金額の1323%が集まるほどの注目を集め、Nintendo Switchへの移植が決定。フルボイスが実装される予定で、キャスト陣には井口裕香さんや茅野愛衣さん、中田譲治さんなど、豪華声優が揃っています。
作品のジャンルとしては、古き良きクリック型のアドベンチャーゲーム。プレイヤーは絶海の孤島・シロナガス島に赴き、殺人事件の謎を解いていくことになります。そこではコミュニケーションが苦手な天才少女・出雲崎ねね子を始めとして、魅力的なキャラクターが多数登場。謎が謎を呼ぶ秀逸なストーリー展開に、引き込まれてしまうでしょう。
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また、良質なミステリーであるだけでなく、ホラー要素が含まれているのも特徴です。その犠牲になった1人が、『有閑喫茶あにまーれ』の人気VTuber・宗谷いちかさん。彼女はSteam版がリリースされた頃、YouTubeで同作の実況を行っていました。
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数回目の配信では、とある有名なホラーシーンに差し掛かることに。そこではアドベンチャーゲームにもかかわらず、臨場感たっぷりの恐怖演出が用意されており、宗谷いちかさんは思わず絶叫。「めっちゃびっくりした!」「何コレ!?」と言いながら、さらなる物語の迷宮に入り込んでいきました…。
そんな話題作がNintendo Switchで移植されるのは、2022年春の予定。ホラー好き、ミステリー好きの方は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。