『ポケモン』ラベン博士も困惑!?ポリゴンの半生が壮絶すぎる…

あまり語られないポリゴンの壮絶な半生。最先端の技術の行く末は…

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『ポケモン』ラベン博士も困惑!?ポリゴンの半生が壮絶すぎる…
『ポケモン』ラベン博士も困惑!?ポリゴンの半生が壮絶すぎる… 全 7 枚 拡大写真

ポケットモンスター』シリーズには、ミュウツーゲノセクトなど、人の手が加えられたポケモンが存在しています。「ポリゴン」もそのうちの一匹なのですが、ご多分に漏れず壮絶な半生を送っていることを皆さんはご存知でしょうか?

人類のエゴにまみれたポリゴンの半生

「ポリゴン」が初めて登場したのは、シリーズ第一作目の『ポケットモンスター 赤・緑』。当時初の人口ポケモンという触れ込みで紹介されており、“単独で宇宙へ進出する”ことへの期待がかけられたポケモンでした。

しかし、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ』などの図鑑説明によれば、「未だに成功例はない」とのこと。もしかすると、何匹もの「ポリゴン」が宇宙へ連れて行かれては、命を散らせていたのかもしれません…。

それでも宇宙への進出を叶えるべく、人類は「ポリゴン」へ“改良”を加えていきます。これにより“あらぬ姿”へと変貌するとも知らず…。

改良(?)でめちゃくちゃになっていくポリゴン…

改良の過程で生まれたのが、『ポケットモンスター 金・銀』より登場した「ポリゴン2」。「ポリゴン」に「アップグレード」というアイテムを与えることで、バージョンアップを果たすことに成功しました。

具体的には、AIを搭載したことで知能面が格段に向上。自力で様々なことを学習できるようになったのですが、一方で余計なことまで覚えてしまうように。その影響なのか、「ポリゴン2」同士でしか理解できない謎の言語を話し始めた例もあるのだとか…。

そして、さらなる機能向上を目指して誕生したのが「ポリゴンZ」。「ポリゴン2」の段階で真空の宇宙で活動できるようになっていたのですが、異次元空間でも自由に行動できるようにプログラムを更新して生み出されました。

ただ、「ポリゴンZ」の進化に用いるのは「あやしいパッチ」。中には文字通り怪しい情報が詰まっているらしく、製作者も不明だと言われています。そんなパッチを適用したせいか、「ポリゴンZ」はおかしな挙動を見せ始め、実験的には失敗という形で処理されてしまいました。

奇天烈なポリゴンの生態

ちなみに、「ポリゴン」は時系列的に生まれる前である『ポケモンレジェンズ アルセウス』にも登場。おそらく「時空の歪み」によって未来から迷い込んできているのですが、それゆえにラベン博士は困惑を隠せないようです。

同作の図鑑説明では、いずれの「ポリゴン」に対しても“奇天烈”という表現を用いて説明されています。ラベン博士はなんとか生態を探り続けているようですが、結局のところ何も解明できなかったそう。

あまりに壮絶な半生を送ってきた「ポリゴン」ですが、実は『ポケットモンスター X・Y』の作中にて、遂に人工衛星として打ち上げられるという悲願を達成している模様。同作に登場する通信機器「ホロキャスター」は、この「ポリゴン」のお陰でどこでも繋がるのだとか。

唯一にして最大の目的を果たした「ポリゴン」。今後は余計な改良を加えられず、一匹のポケモンとして幸せな生活を送って欲しいところですね。


《サワディ大塚》

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