◆いくら倒しても蘇る悪夢…!「ゲンガー」

「ゲンガー」は、このカードがトラッシュにある場合、自分のベンチに出せる特性「ならくのうらもん」を持っています。その際、ダメカン3個が自分に乗ってしまいますが、「ダークファンタズマ」の“顔”である「ヒスイゾロアークVSTAR」のワザのダメージがアップするといった利点もあり、一概にマイナスとは言えません。
さて、このゲンガー。実は過去に収録されたカードと組み合わせても面白い性能を発揮します。その1枚目は、自分のベンチポケモンをトラッシュした数に応じてワザのダメージが上がる「アマージョV」です。

これまでアマージョVを主体にしたデッキは、毎番自分のベンチを埋めるためにサポートカードや「クロバットV」でドローをブン回さなければいけないという課題がありました。しかし新カードのゲンガーさえ入れておけば、これがスッキリ解決!だいぶ動きやすくなりそうです。

相性の良いカードの2枚目は、拡張パック「スターバース」で“安くて強い”と話題になった「ドダイトス」。2進化ポケモンでありながらもトラッシュから簡単に復帰できるゲンガーは、進化ポケモンの数によってワザのダメージが上がるドダイトスにとっても、最高の相棒となりえます。なんせゲンガーをトラッシュに送ってさえおけば、好きなタイミングで50ダメージ増やせるのですから。