新たな「PS Plus」の提供タイトルを“Google翻訳”してみたら……『焼き過ぎ!2』や『返品』ってなに?

新生する「PlayStation Plus」のラインナップなどを調べようと、アジア圏向けの公式サイトに飛び、“Google翻訳”してみたところ、ユニークに訳されたゲームがが続出。その一部を紹介します。

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新たな「PS Plus」の提供タイトルを“Google翻訳”してみたら……『焼き過ぎ!2』や『返品』ってなに?
新たな「PS Plus」の提供タイトルを“Google翻訳”してみたら……『焼き過ぎ!2』や『返品』ってなに? 全 9 枚 拡大写真

■意味が若干変わってしまう翻訳も…!?

【人狼ゲーム夜に夢中】(正式名『Werewolves Within』)

Ubisoftが手掛けた『Werewolves Within』は、村人に紛れ込んだ狼をあぶり出す村人と、彼らの追求を逃れて立ち回る狼が対決する「人狼ゲーム」をVRで表現した1作です。人狼ゲームの面白さは広く知られており、ハマってしまう方も続出。そんな人狼ゲームを指して「夜に夢中」と訳すのは、なかなかのセンスかもしれません。

ですが、『Werewolves Within』が映画化された際の邦題が「人狼ゲーム 夜になったら、最後」だったので、これと比べるとかなり意味合いが変わっていることも分かります。このタイトル名から「人狼ゲーム」を引き出す懐の深さはさすがですが、同時に翻訳の難しさも感じさせてくれます。

【2を生き残る方法】(正式名『How to Survive 2』)

インパクトたっぷりの「サバイバルガイド」のサポートを受けつつ、過酷な世界で生き残る『How to Survive』シリーズ。その2作目に当たる『How to Survive 2』(国内向けタイトルは『How to Survive: ゾンビアイランド2』)をGoogle翻訳に任せると、なぜか「2を生き残る方法」と訳されます。本来の意味合いとしても、また日本語として見ても、ちょっと首を傾げる翻訳です。

ちなみに、前作の『How to Survive』を訳した場合、『生き残る方法』とストレートな回答。タイトル的には訳さない方がいいものの、翻訳として見ると割りと素直な部類でしょう。しかし、そこに『2』を加えると、途端に文章が怪しくなります。翻訳の道は険しい……!

【焼き過ぎ!2】(正式名『Overcooked! 2』)

今回紹介する最後のタイトルは、舞い込む注文を正しくこなすクッキング・アクション『Overcooked! 2』。調理がメインなので一見平和そうですが、その忙しさは戦場並み。正しい判断と的確な操作がなくては、客の要望に応え続けることはできません。

そんな『Overcooked! 2』の翻訳名は……『焼き過ぎ!2』。「cooked」が「Over」してしまうと、その調理は失敗だろうとなんとなく察するものの、その状況を「焼き過ぎ」と訳すのは、的確なのか斜め上なのか、判断に少々苦しみます。

ちなみに、本作にも『2』の文字が含まれていますが、『How to Survive 2』とは異なり、『2』の自己主張は控えめ。こちらでは、続編を示す数字としての役割を保っているように感じられます。

『2』の扱いひとつを取っても、様々なケースを垣間見せてくれたGoogle翻訳。思わずほっこりする翻訳から意外な超訳まで揃っているので、あれこれと調べてみるのもお勧めですよ。


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《臥待 弦》

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