「プロデューサー」「提督」「マスター」「指揮官」……増え続けるプレイヤーたちの「職歴」─あなたが“転職 or 兼業”したのはどの作品?

基本無料系のゲームは、気軽に始めやすいという特徴があります。そのため、いくつもの作品を渡り歩いた人も多いのでは。そんな人たちがどんな「職歴」を重ねたのか。プレイヤーキャラの役割や立場を通じた「転職」の歩みを振り返りましょう。

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「プロデューサー」「提督」「マスター」「指揮官」……増え続けるプレイヤーたちの「職歴」─あなたが“転職 or 兼業”したのはどの作品?
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■「転職」ラッシュがここから始まる!? 2010年代でプレイヤーの「仕事」が拡大

『艦これ』正式サービスの翌年3月に、『グランブルーファンタジー』が幕を開けます。こちらはファンタジー作品で、しかも大空に島々が浮かび、騎空挺で行き交うという壮大な世界です。

『グラブル』におけるプレイヤーは「騎空士」の役割を担い、騎空団を率いる団長となります。他の作品と同様に指揮をする立場ですが、同時に前線に出て戦うことも可能。プロデュ-サーのような完全な裏方ではなく、戦士としても活躍できるのは、比較的珍しい立ち位置です。

そんな異世界への転職を放たした翌年、2015年7月には『Fate/Grand Order』がスタート。現代を舞台としつつも、人類の未来を守るために過去にレイシフトする「マスター」となる日々が始まります。

この『FGO』に限った話ではありませんが、「マスター」という立場で呼ばれることが多いものの、キャラクターによっては愛称やあだ名で呼ぶケースもあります。マシュから呼ばれる「先輩」を筆頭に、「後輩」「同盟者」「マーちゃん」「ちゃんマス」「マスターちゃん」「未来さん」「子ジカ」など、その種類は実に豊富です。

「騎空士」で空を、「マスター」で時代を超える旅に挑んだプレイヤーたちに、2017年9月から『アズールレーン』「指揮官」への転職、もしくは兼業の道が開かれました。

こちらも海戦モノなので、「提督」から「指揮官」に移り変わった人もいることでしょう。役職の肩書的に、位が下がっているような気もしますが、プレイヤーにとっては些事に過ぎません。転職する理由は、立場よりも大事なものがそこにあるからです。

ちなみに『アズールレーン』でも、「指揮官」だけでなく「殿様」や「ご主人様」といった呼び方をするキャラが一部にいます。特に、ユニコーンの「お兄ちゃん」呼びにやられた指揮官も多いことでしょう。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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