ソロでもマルチでもドキドキ体験!超大型アプデ配信の探索ホラー『UNDERWARD』ブースレポ&インタビュー【TGS2025】

ナースの造形も素晴らしいCo-opホラーアドベンチャー。これで無料なの!?という超大型アップデートも注目ポイントが盛りだくさんです。

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ソロでもマルチでもドキドキ体験!超大型アプデ配信の探索ホラー『UNDERWARD』ブースレポ&インタビュー【TGS2025】
ソロでもマルチでもドキドキ体験!超大型アプデ配信の探索ホラー『UNDERWARD』ブースレポ&インタビュー【TGS2025】 全 20 枚 拡大写真

2025年9月25日から28日まで千葉・幕張メッセで開催されている、世界有数の規模を誇るゲームイベント「東京ゲームショウ2025」。出展社数・出展小間数ともに東京ゲームショウ史上最大級の規模となる会場内では、さまざまな展示やイベントで大いに賑わっています。

アクティブゲーミングメディアのゲーム特化のグローバルPRブランド「Graph」ブースでは、日本のゲーム開発会社インテンスが手がけるPC(Steam)/PS5向けCo-opホラーアドベンチャーゲーム『UNDERWARD』が展示されています。

本作は最大4人まで参加可能なCo-opホラーADVで、プレイヤーたちは怪物たちが棲まう施設内を探索して実験体モンスターたちを回収していくのが目的です。施設内には恐るべき怪物やナース、罠などが無数に待ち受けているので、さまざまなアイテムを駆使して乗り越えていくことが必要になります。

TGS直前の2025年9月24日には、大型アップデート「UNDERWARD: LASTBOSS, Genius Gyaru Doctor」が配信されました。新モード「CHAOS」ではラスボスが待ち受ける新コンテンツを楽しめるだけでなく、B級ホラーやパーティー要素を強化して、文字通り“カオス”感全開なプレイが楽しめる作品です。

本記事では『UNDERWARD』のプレイレポート&開発チームインタビューをお送りします!



不気味な廃病院を探索して深みを目指せ

本作の基本的なルールは、エレベーターで階層を進みながら、各フロア内に隠されている実験体のカプセルを持ち帰ることです。カプセルはエレベーターまで運ぶことでポイントを得られ、制限時間内に各フロアの目標ポイントを達成することで、次のエリアへと移動することができます。

フロアにはプレイヤーに襲いかかる怪異やナースが徘徊しています。プレイヤーがノイズを立てると気付かれやすいので、なるべく静かに行動しなければなりません。しかし、肝心のカプセルを運搬する際にはノイズが発生してしまうので、怪異やナースを振り切るために知恵を絞る必要があります。

一番シンプルな解決法は、マップに落ちている空き瓶や皿、大理石などの投てき用のアイテムをぶつけて敵を倒してしまうことです。また、設置型の罠を置いて引っ掛ける、センサーで回避する、ノイズを出す囮をおいて注意を引くなどの方法もあります。アイテム所持数には限界があるので、状況に応じた選択も重要です。

苛烈な環境を生き残るためにはチームワークも必須。マルチプレイでは襲われた仲間を助けるだけでなく、カプセルを共同で素早く運搬することもできます。また、複数人で手分けしてアイテムを持ち運ぶこともできるので、臨機応変な対応も取りやすくなります。もちろん、ダンスなどで仲間にアピールすることもできますよ!

また、ソロプレイにも対応しており、マルチプレイとは異なり残機制が採用されています。倒されてもエレベーターから再スタート可能なほか、プレイヤーが持てるアイテム所持数が多いなど、独自の調整が施されています。カプセル運搬時などはマルチプレイよりも危険度が高いのですが、こちらも緊張感たっぷりで楽しめます。

ちなみに、ゲーム内で恐るべき敵と立ちはだかる、どこかセクシーなナースたちは必見です!

追加モード「CHAOS」は新要素たっぷり!

最新アップデートで追加された「CHAOS」モードでは、プレイヤーが全6階層のマップ内を移動しながら最後に待ち受けるラスボスを倒すという、クリア型コンテンツとなる独自のルールが採用されています。

さらに、このモードでは従来の廃病院エリアだけでなく「廃ビル」「工場」「サイバーパンク」の3種類の新マップがランダムで登場。新たなアイテムや仕掛け、敵キャラクターも追加され、探索ホラーの緊張感だけでなく、よりパニックやパーティー感が高まっているのも特徴です。公開されているトレイラーでは、インパクト抜群の新たな敵ナースの姿も確認できます。

公開されたパッチノートによると、新たなアイテムとして多くのマスクやカプセル運搬用の装置も登場しています。さらに、ゲーム内に「落下ボイス」が追加されているのも注目ポイント。トレイラーやSteamの紹介では、仕掛けで穴に落下していく仲間の姿を見ることができますが、これで悲鳴も聞けるので一安心(?)ですね!

また、通常モードを含めてゲームルールが設定できるようになるのも本アップデートのポイント。制限時間の長さ、敵の復活、マルチプレイでのリスポーン、ソロプレイの残機数も変更可能になります。ゆったりフレンドと探索を楽しんだり、よりハードコアな世界でパニックを堪能したり、今までと異なるプレイ感覚を味わえます。

遊びの幅が広がった『UNDERWARD』

今回は、新たに配信された「CHAOS」モードをプレイしてみました。このモードでは全6階層のマップを探索、突破しながらラスボスを目指すルールで、新規追加されたマップや敵も待ち受けている、これまでと異なる魅力のあるモードです。

開始エリアは謎のモニターのようなものが立ち並ぶエリアで、調べるとワープして中に入ることができました。基本的には敵に注意しながらアイテム探索をしていくのですが、やはりナースや天井トラップのプレッシャーを感じる……!

筆者も本作をプレイした経験をもとにステルスやアイテムを駆使して進んでいったのですが、ここでまさかの新キャラのゴーストナースが登場。アイテムをぶつけても怯むことはなく倒されてしまいました。物理攻撃が効かない相手はずるい!その後、慎重なプレイを重ねていったものの、残念ながらラスボスにはたどり着けませんでした。

面クリア型のモードなのでよりカジュアルに始められるだけでなく、数々の新要素もインパクト抜群。今回はソロモードでプレイしましたが、マルチプレイだと間違いなくもっと盛り上がるだろうなと感じました。

『UNDERWARD』開発者インタビュー

――本作の制作について、開発の経緯や影響を受けたゲームや映像作品などがあれば教えて下さい。

ゲームの開発に関しては、ちょうどスケジュールが空いたときに社長から「次の作品どうする?」と聞かれたんです。僕は『Lethal Company』のような協力ホラーゲームをプレイするのも配信を見るのも好きで、題材として取り上げられればと思いました。

ホラーゲームを作るということで『バイオハザード』などのホラーゲームのエッセンスを加えた上で、これまで多くの脱出ゲームなどを制作してきたインセンスの強みを活かしていければなと考えました。

――カプセル運搬時の操作性の難しさなど、ゲームを盛り上げるための「不便さ」をうまく演出していると思います。開発の考える、ゲームの面白さとやり甲斐のバランスについて教えて下さい。

そうですね、カプセルの運搬などのイベントはあえて難しさや手間を考えています。元々『UNDERWARD』は今のようなゲームではなく、もっとホラー要素を全面に押し出したものだったんです。

でも、アルファビルドを遊んでいる中で、他の人の悲鳴やパニックボイスなどが聞こえて来るのが面白いと思ったんです。そこでゲームを“一人で体感する強さ”から“パニックホラー”を楽しめるように開発を進めていったんですね。

今のゲームではパニックと意思疎通という2つの要素を重要視しています。みんなで協力していくことが、同時にみんなでパニックになるようなゲームを目指しています。僕自身が協力ホラーの配信を見るのが好きなので、本作の配信もぜひともやってください(笑)

――「CHAOS」モードはやりごたえとチャレンジ要素が融合したユニークな内容です。新たなステージやアイテム、敵も登場しますが、通常モードにも反映されていくのでしょうか?

「CHAOS」モードでは、新たに3つのステージと多くのアイテム、そしてプレイヤーの脅威になる敵やギミックも多数追加されています。

今回追加された追加ステージはいくつかバリエーションがあるんですが、新モードの難易度に合わせて調整されているんです。通常モード向けに反映してほしいという要望も理解していますし、開発としても目指したいのですが、実装のためには大きく調整が必要ですね。

――いきなり3種類のマップ実装は本当に驚きました。

新マップ自体は半年くらい前から制作していたんですが、なかなか実装できませんでした。今回の超大型アップデートでは惜しみなくコンテンツを追加したので、こちらはぜひとも楽しんでほしいですね!

ちなみに本作は7人の開発チームで制作しています。決して大人数ではないのですが、お互い意見を出し合える風通しのいい環境なのも開発に好影響を与えていると思います。

――マルチプレイだけでなく、残機などソロプレイ向けの調整もこれまで行われてきました。ソロプレイは少しゲーム性が異なりますがしっかりと探索ホラーの面白さを味わえます。開発時に注意したこと、遊びやすさのために工夫したことなどがあれば教えてください。

元々の開発段階ではソロモードはあくまでオマケ扱いだったんです。でも、本作のPVを公開したことでユーザーの方から「ソロプレイはないの?」という要望が多く寄せられました。

僕自身も、時間帯などの関係で、開発環境でなかなか多人数でのテストプレイできる環境がなくて、ソロプレイすることが多かったんです。でも、遊んでいるうちに「ソロプレイも面白いものができそうだな」と考えたんですね。

そこでソロプレイモードも開発を進めたんですが、流石にリリースには間に合いませんでした。結局リリースからしばらく経ってからアップデートで対応しよう!となった形です。
※筆者註:ソロプレイ調整のアップデートはリリースから3週間後に実装されました。これも驚きのスピードです!

――『UNDERWARD』はナースに力を入れてるのを感じます。ホラーゲームとして、開発チームの好きなものとしてのナースへの想いを教えて下さい!

ゲームのPVやプレスリリースを作るにあたって、とにかく興味を持ってもらうための方法を考えました。そこで何を見せるかとなったら「ナースだよね!」となったのが強いインパクトを与えたと思います。

実は僕自身はナースへの属性はそこまで強くないんです(笑)。最初は病院が舞台だからナースが敵だな、くらいの感じだったんです。ナースのデザインや設定などは、うちのデザイナーが頑張ってくれました。

僕は開発チームへの要望としては「敵の見た目に差をつけてくれ」というくらいなんですが実際にゲーム内だと素晴らしい造形にしてくれてます。特にプレイヤーの捕縛アクション中はすごいと思いますね。本当にセンスの良い方だと思います。

――新実装のアイテムには大量のマスクなど面白いものが多いですね。

こちらも別のデザイナーの方が頑張ってくれました。チームはみんなアイデアを出していて、その中でしっかりと形にしてくれるのは開発の強みだと思います。

アイテムの中には他のプレイヤーにつけて効果を発揮するものがあるんですが、これは他のゲームでもあまり見ないような、個性的なものだと思いますね。

――ズバリ『UNDERWARD』の魅力と、最新アップデートで「ここは体験して欲しい」という部分を教えて下さい。

『UNDERWARD』はリアルホラーに見せかけて、ギャグやパニックホラーのような要素も強い作品です。配信の盛り上がりを考えてもいるので、是非ともプレイするだけでなくそういった媒体でも盛り上がってほしいですね。

新アップデートでは、パーティー要素をより濃くするような内容を盛り込んでいます。敵や仕掛けだけでなく、こちらが使えるアイテムも増えているので試してみてください。特にマスクはとても面白いと思います。

今回のアップデートでリスポーンや敵の復活など、ゲームの難易度を調整できるようにしています。こちらは当初考えていなかったのですが、ユーザーからの意見を反映して導入したものです。リラックスしたプレイも、よりハードなプレイもできるので、自分の楽しいと思える内容で遊んでみてください!

――パッチノートで「落下ボイスが追加」されたのは最高ですね!

新しく落下の罠も増えたんですが最初は無言だったんです。それも面白いかな、と思ったんですが、やはりインパクトや盛り上がりを考えて追加しています。

――最後に読者の方にメッセージをお願いします!

今回の超大型アップデートで『UNDERWARD』は多くの新要素を追加しました。ゲームとしてはまだまだ知名度が高いとは言えないのですが、良いアップデートを重ねていくことで、どんどん多くの人に遊んでもらえればいいなと思います。

友人と遊ぶのはもちろん、ソロプレイでも楽しい作品です。アップデートはいいタイミングだと思うので、是非とも遊んでみてください!


最新アップデートでますます世界が広がった『UNDERWARD』は、PC(Steam)/PS5向けに配信中。本作はクロスプレイにも対応しているので、フレンドと気軽に新たな“カオス”を体験してみてください!

いよいよ27日から一般来場が始まる東京ゲームショウ2025のGraphブース【08-N04】ではノベルティも配布される試遊展示も行われています。ぜひ現地でもその楽しさを味わってみてください。

『UNDERWARD』Steamストアページ『UNDERWARD』(PS5版)ストアページ「Graph」公式サイト

《Mr.Katoh》

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