■アクション操作からシミュレーションに変化した「稲作」
どちらの作品にもあり、強化につながる「稲作」ですが、そのシステムにも大きな違いがあります。『天穂のサクナヒメ』は、稲作に関する各工程を、プレイヤーが実際に操作して行います。
例えば「田起こし」なら、田んぼ上でサクナヒメを動かし、ボタン操作でクワを下ろして耕します。ゲームが進むと農具も進化していき、手間が変わっていきますし、自動で任せたりもできますが、基本は各工程をプレイヤーが手をかけていく形です。

対して『ヒヌカ巡霊譚』では、農作業に関わるキャラクターを複数編成し、稲作方法を設定。プレイヤーが農作業を直接操作はせず、実行すれば編成したキャラが取り組み、指示した設定の通りに育てていきます。
『ヒヌカ巡霊譚』の稲作は、シミュレーション的なシステムになっており、プレイヤーはいわば監督する立場と言えるかもしれません。
また、稲作の終了まで時間がかかるのは、どちらの作品も同じですが、『天穂のサクナヒメ』は作中の時間経過、『ヒヌカ巡霊譚』はリアル時間の経過(時短要素もあり)と、参照する「時間」も異なります。
■『ヒヌカ巡霊譚』で育てる米は、実在している!?
稲作に関わる要素も、『天穂のサクナヒメ』と『ヒヌカ巡霊譚』で違いがあります。稲作の規模や施設数は『ヒヌカ巡霊譚』が多く、ソーシャル要素となる「助っ人」が編成できる特徴もあります。
また、ここも大きな違いとして注目したいのが、育てる品種について。『天穂のサクナヒメ』では、作中世界にあるオリジナルの品種「天穂」を育てました。その点『ヒヌカ巡霊譚』では、サービス開始時点で16品種が用意されており、しかもその全てがリアル世界に存在する実在品種なのです。

「コシヒカリ」や「あきたこまち」、「ひとめぼれ」など、用意されている品種はいずれも名の知れたものばかり。日常的に食べているという人も多いことでしょう。作中オリジナルの品種を育てるのもゲームならではの体験ですが、親しみのある品種を育てる体験を手軽に味わえるのも、ゲームだからこその楽しさでしょう。

ちなみに、『ヒヌカ巡霊譚』では品種に対応した「稲の精霊」も登場し、パーティを助けてくれます。例えば「ひとめぼれ」の場合は、和猫をモチーフにした可愛らしい「稲の精霊」になっています。品種ごとに「稲の精霊」は異なりますが、いずれも愛らしいものばかり。「稲の精霊」を揃えてみるのも一興でしょう。

『天穂のサクナヒメ』の特徴や流れを受け継ぎながらも、バトルに稲作、強化要素など、多方面にわたって独自性を積み重ねた『ヒヌカ巡霊譚』。シリーズの最新作が、その独自性をどのように開花させていくのか。ご自身の目で見届けたい方は、本日から始まった正式サービスに合わせて、プレイに臨みましょう。
『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』は、2026年2月5日に正式サービスを開始。価格は、基本プレイ無料のアイテム課金制です。



