「まるで“映画版CAPTCHA”―観客に人間性を証明するための間違い探しをさせる」海外レビューハイスコア番外編―映画「8番出口」

アメリカで2026年4月10日公開予定の映画「8番出口」の海外レビューをお届けします。

ゲーム 映画・舞台
映画「8番出口」
映画「8番出口」 全 5 枚 拡大写真

メタスコア

総レビュー数

63

7件

アメリカで2026年4月10日に公開が予定されている本作「8番出口」は、コタケクリエイトのインディーゲーム『8番出口』を原作とする実写映画です(日本では2025年8月29日公開)。原作は「地下通路を歩き、異変を見つけたら引き返す。見つからなければそのまま進む」というルールで進行する作品。映画の主人公も次々と異変を見つけ、絶望的にループする無限回廊からの脱出を目指します。


タイトル

8番出口(映画)

公開日

2025年8月29日(アメリカでは2026年4月10日公開予定)


・IndieWire: 83/100

「8番出口」は言わば「映画版CAPTCHA(キャプチャ)」だ。観客は人間であることを証明するために、次々に提示される映像間の間違い探しを要求される。

訳注:CAPTCHA(キャプチャ)は、画像の判別などを通じてユーザーがコンピューターではなく生身の人間であることを確認する仕組み。

・Collider: 70/100

「8番出口」は単体の映画作品として成立しているか。答えはイエスだ。しかし本作は、原作ゲームをプレイ済みで、そのコンセプトを熟知している層にこそ最も響くだろう。そうでない場合、映画でも再現されている作品特有の単調さが、エンターテインメントというよりは苦行に感じられるかもしれない。原作ファンの筆者にとって、本作は完璧な実写映画化に思えた。だが、原作同様、この映画も万人受けはしないだろう。



・Next Best Picture: 70/100

「8番出口」は、ビデオゲームの映画化作品が物語と技術の両面でいまだ独創性を発揮できることを証明している。

・Variety: 70/100

リプレイ性に乏しい一回きりの体験として人気を博した原作ゲーム同様、映画「8番出口」も短時間の娯楽として設計されており、実際に観客を楽しませることに成功している。川村監督は背景設定や物語の説明、キャラクター描写をどこまで削ぎ落としても観客を惹きつけ続けられるかという点において、極めて賢明な判断力を示した。

・The Film Stage: 67/100

本作は原作を様々な形で膨らませ、あるいは削ぎ落とした映画化作品である。成功している部分もあれば、そうでない部分も見受けられる。原作の強みを理解したサイコロジカル・ホラーとして申し分ない仕上がりだが、その強みをさらに活かそうという意欲には乏しい。



・Screen Daily: 60/100

「8番出口」の底流にある「社会的・個人的良心」というテーマは、本作を原作由来のゲームメカニズム的な側面を超えた高みへと確実に引き上げている。しかし、川村監督はそのテーマを扱うにあたって、どうしてもお涙頂戴に流されるきらいがある。

・Screen Rant: 40/100

主人公の人間性を深掘りする決定的な瞬間を固唾を飲んで見守るような感覚が続き、退屈さがつのる。しかし、物語はほとんど停滞したままだ。「8番出口」はあまりにも多くの可能性を無駄にしている。長編よりも短編の方が適していたとも思えるが、あいにく本作はサイコロジカル・ホラーとして完全に失敗している。


アメリカで2026年4月10日に公開を控えた映画「8番出口」のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました(日本では2025年8月29日公開)。メタスコアは記事執筆時点で63点(総レビュー数7件)でした。

総じて、原作ゲームの映画化作品として高く評価されています。一方、展開の単調さを指摘する声もあるようです。

映画「8番出口」は、日本で2025年8月29日公開、アメリカで2026年4月10日公開予定です。

《FUN》

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

関連ニュース