
いよいよ2017年3月3日より発売されたNintendo Switch、さっそく遊んでいる方も多いのではないでしょうか。複数のゲームタイトルが本体と同時に発売されましたが、やはりJoy-ConやHD振動を活用した『1-2-Switch』に注目が集まると思われます。
しかし、『1-2-Switch』は「目と目を合わせて遊ぶゲーム」です。つまり、ひとりではなくみんなで遊ぶことを想定して作られているゲームなわけで、ひとりぼっちのゲーマーにはどうしても向かないのでは……、と思ってしまうことでしょう。
ただし、本作には28種類ものゲームが収録されています。その中にはひとり用のゲームもありますし、そうでなくともひとりで遊んで楽しいゲームもあるのです。今回は、そんな『1-2-Switch』のぼっち向けゲームを紹介します。

まず紹介するのは「禅」です。精神を統一して心を沈める修行としてよく知られているものですが、本作ではなんとゲームになっています。ルールは非常に簡単で、指定されたポーズでJoy-Conを持ち、あとは動かないようにするだけ。先に多く動いたほうが負けとなるルールです。

このゲーム、ひとりでプレイすればまさしく本当の“禅”となることでしょう。相手に打ち勝つなどという雑念は捨て去ることができ、あるのはただひたすらに静かな己だけ……。思う存分、無の境地に浸りましょう。しかし、ひとりで遊んでいても意外と動きを感知されてしまうあたりがまた面白いところです。

「皿回し」は、Joy-Conを皿回しに使っている棒に見立て、見えない皿をうまく回し続けるというもの。少し慣れてくればただ回すのは割と簡単で、その代わり相手にちょっかいを出したりパフォーマンスをして周囲を盛り上げようという作りになっています。

こちらも禅と同じく、無の境地に浸ることができるゲームです。ひとりでふたつの皿を回していると、もはや争おうなどという気持ちはなくなり、ひたすら回すことに集中できます。次第に回す皿は小さくなるため、2分間保ち続けるのはなかなか難しいですよ。