◆二人目のマスター、オフェリア・ファムルソローネ
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続けてオフェリアについて考察していきます。名前はオフェリア・ファムルソローネ。第1章のカドックは、名前に入っている「ルプス」(狼)が大きくストーリーに関わってきたため、名前にもヒントが隠されているかもしれません。
オフェリアというと、シェイクスピアの4大悲劇の一つ、「ハムレット」のオフィーリアを個人的に思い出します。度々ストーリーに絡んでくるキャスターのサーヴァント“シェイクスピア”の戯曲でもあるので、可能性はゼロとは言えなそうです。ファムがフランス語で言う女性のことかと思うのですが、そうするとソローネはsaloneで応接室などの部屋を意味する言葉になります。ローネという響きがイタリア語っぽくはありますが、意味はほとんど変わりません。とはいえ女性の部屋……?何か関係しているのでしょうか?
プロローグの時点で明かされていた“魔眼を持っている“ことが彼女の一番の特徴でしょう。時計塔では降霊科の所属。このあたりも、魔眼に関係しているのかもしれません。通称が「現代の戦乙女」なので、ストーリーに出そうなワルキューレも関わってくるかもしれませんね。そして元から予定していたサーヴァントはセイバー、このことから発言していた「最強の騎士」のクラスはセイバーだと思われます。ただ、人種的にこだわりがあったというのが気になりますが、果たして?
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