◆消えぬ炎の快男児とは?
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今回発表された「消えぬ炎の快男児」というタイトルと、CMにも登場したアーチャー。まさか隠された三文字が「快男児」だとは思わなかったですよね。皆さんは何を思い浮かべましたか?私は天貴史です。実写化は嬉しいですけどアニメ化も待ってます。
ということで快男児であろうアーチャーなのですが、以前「『FGO』新CM3週目はまさかの新規サーヴァント!アーチャー&キャスター」にて考察をしています。正直ナポレオンという予想から特に変わっていないです。というよりも現状の情報だけでは他に予想がしにくいのです。とはいえ考えていきますよ!
第1章はカドックのサーヴァントであるアナスタシアにまつわるタイトルとビジュアルでした。ですが、1章がアナスタシアを中心とした物語ではなかったことを考えると、彼もあくまで登場するいちサーヴァントかもしれません。さらにオフェリアの「騎士」という発言から、既にアーチャーと明かされている彼は彼女のサーヴァントではないと考えています。
ヒントになりそうなものは、服装とCMに出ている台詞と武器。CMでは上半身が描かれていますが、背景は青空のみ。着ている軍服は18世紀から19世紀にかけてのヨーロッパ圏内のものに見えます。わざわざ召喚される際に別の時代の軍服を着て登場するとは思えないので、おそらくその時代の英霊でしょう。武器は大砲のように見えますが、後ろに棒がついているのが気になります。大砲の鈴玉突起にしては細長いような……。
ナポレオン以外で考えてみると、ジェームズ・ウルフ、カール・フォン・クラウゼヴィッツ、カール・フォン・エスターライヒ、ホレーショ・ネルソンあたりかなぁと。全員軍事に特化した人たちなのですが、CMでのセリフが好戦的っぽい、快男児というヒントだけだと自信を持って言える人物はないです。消えぬ炎もヒントになりそうですが、雪と炎が山嶺を覆うと書いているので場所を指しているだけかもしれません。こちらについては続報を待ちましょう。
◆気になる点をピックアップ
あとは気になる点をいくつか考察。ゴルドルフ所長は彷徨海バルトアンデルスが北海に隠された神代の島と言っていますが、彷徨海はタイプムーン作品に以前から出ている魔術協会。海の上を移動するというのも変わっていません。ただ、バルトアンデルスという言葉は初出。架空の生き物になぞらえて、自分たちの組織の名前をリニューアルしたのでしょうか……?
彷徨海の名前が出た『月姫』の年代が1999年~あたりと考えると、だいたい20年前になるのでその間に組織の名前ぐらいは変わってもおかしくはないですが……。
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そして第2部OP。前回はOPからアナスタシアが登場していますが、今回も映像で描かれた誰かが登場するのでしょうか?CMで発表されたライダーは、メインビジュアルにも描かれているので可能性は低いかなと思っています。そしてOPにはオフェリアも出ているのですが、背景に建物がありますね。紀元前10世紀の建物に見えにくいので、難しいところですが、似ているのはイタリアのアルボルノツィアーナ城塞。ただ紀元前の建物ではないので、シンプルにダビデの塔かもしれません。それにしてもオフェリアの黒タイツと黒ブーツはいいですね。
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最後に第1章からの疑問。素手で空想樹を破壊した銀色の女性は誰なのでしょうか?異星の神に関連していると思いますが、人ひとり分の『空白』というのも気になりますね。あと失神し続けているカドックも気になります。第1章でベリルがカドックに対し「ひっそりと生き延びる分には誰も手出しはしないさ」と言ってるので、今後は仲間になりロマニのように解説役をするのではと思っています。そうするとオフェリアは……これが90年代少年誌だったら、全クリプターが仲間になってマスターがそれぞれのサーヴァントと共に異星の神に立ち向かう熱い展開だったかもしれません。が、これは『Fate』。どんな結末にせよ見届けましょう。
生放送は18日、当日に第2章配信だったら難しいですが、もしCMが公開されて時間があれば、次の考察でお会いしましょう。