新たな「PS Plus」の提供タイトルを“Google翻訳”してみたら……『焼き過ぎ!2』や『返品』ってなに?

新生する「PlayStation Plus」のラインナップなどを調べようと、アジア圏向けの公式サイトに飛び、“Google翻訳”してみたところ、ユニークに訳されたゲームがが続出。その一部を紹介します。

その他 特集
新たな「PS Plus」の提供タイトルを“Google翻訳”してみたら……『焼き過ぎ!2』や『返品』ってなに?
新たな「PS Plus」の提供タイトルを“Google翻訳”してみたら……『焼き過ぎ!2』や『返品』ってなに? 全 9 枚 拡大写真

さらなるサービス内容を別プランで提供する新生「PlayStation Plus」(以下、PS Plus)が、6月2日より日本向けにスタートする予定です。そしてこの展開に先駆け、まずはアジアに向けてサービスが幕開けしました。

新たなPS Plusの内容や遊べるゲームが気になり、アジア向けのサービス内容をチェックすべく、該当地域向けのplaystation.comにアクセスした方もいることでしょう。そこに記載されている情報は日本国内向けのサービスと異なるかもしれませんが、ひとつの目安になる可能性は十分あります。

ですが、該当サイトの文章は日本語ではありませんし、新生PS Plusで遊べるゲームタイトルも当然海外名です。英語表記ではピンとこない作品も少なくないので、手軽さ重視でGoogle翻訳にかけてみると……そこには、別の意味で見慣れないタイトルがそこかしこに並んでいました。

Google翻訳されたゲームのタイトル名は、全てがおかしいわけではありません。例えば『DEATH STRANDING:DIRECTOR'S CUT』は、翻訳しないという正しい判断でそのまま表記されていました。また、日本語のカタカナ表記に訳された『アサシンクリードヴァルハラ』も、気の利いた翻訳と言えるでしょう。

その一方で、「『DEMON'S SOULS』→『悪魔の魂』」のように、翻訳せずそのままでよかったのに……と思うものや、「『Dynasty Warriors 8 Empires』→『真・三國無双8帝国』」といった、間違ってはないけどパワーワード感に溢れる和訳も続出しました。

まだ全容が見えず、いささかとっつきにくさもある新生「PS Plus」ですが、Google翻訳を通してちょっと和み、心の距離を縮めてみるのも一興かもしれません。そこで今回、該当ページ(PlayStation Plus ALL CATALOG GAMES A-Z)にあるソフトの中から、ユニークさに溢れた和訳タイトル名をピックアップしてお届けします。

■そのままでよかったのに……Google翻訳が生み出す衝撃的な和訳タイトル

【絡み合った】(正式名『Entwined』)

互いに相手を想いつつも、悲恋の運命に翻弄される2人をモチーフにしたフライトアクション『Entwined』。本作は国内版も同じ名称で展開しているので、翻訳せずに英語表記のままでよかったのに……。惹かれ合いながらも引き裂かれる2人を描くゲームを「絡み合った」と表現するのは、こうなって欲しいという願いの現れなのでしょうか。そう考えると、ちょっと意味深な和訳……かも?

【均等にする】(正式名『Get Even』)

失われた記憶を取り戻すため、自らの心と向き合うADV『Get Even』は、サスペンスやスリラー的な要素もあり、プレイするユーザーを驚かせます。ですが、この和訳も内容に負けず劣らず、かなりの衝撃度です。こちらも、そのままでお願いしたかった典型的な例と言えるでしょう。

【急】(正式名『Steep』)

翻訳すると出てくるのは、『急』の文字のみ。潔いにもほどがあります。『Steep』は、「スキー」「スノーボード」「ウィングスーツ」「パラグライダー」が楽しめるスポーツゲーム。いずれも滑降なり滑空といった“急”さ加減を味わうものばかりなので、翻訳として間違ってはいませんが、一文字のインパクトにただただ驚かされます。

【返品】(正式名『RETURNAL』)

ローグライクな構造とテクニカルなアクションTPSを組み合わせたPS5専用ソフト『RETURNAL』も、Google翻訳にかかれば「返品」の二文字に。未知の惑星を舞台としたSF作品と全く結びつかない翻訳ですが、「返品」の文字からは有無を言わさぬ力強さすら感じさせます。果たして、誰が何を返すのか……翻訳が新たな謎を生み出します。



  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《臥待 弦》

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

関連ニュース