過去の清算 生まれたドラマと涙
昨年から今年にかけてのストリーマーサーバーにおいて、視聴者視点からの変わった点や運営からアナウンスされた変更点があります。
・使用されたマップは今回のために制作されたオリジナルマップ
・以前までのNPCキャラ・ボスキャラよりも大分強化されている
・参加者は完全招待制。サーバー開放後も招待をもらって参加したストリーマーやVTuberらが何名かいた。
・スクラップを安全に預けられる銀行システムが導入
・一定時間になると卵が湧き、アイテムがゲットできる
・PvP(プレイヤーが他プレイヤーを殺す行為)やレイド(敵の拠点を襲撃する行為)などを自重するムードがあった
特にレイドは起こることはなく、PvP行為も「一種のお笑いネタ」として受け取られる範囲でとどまっており、リスナーや参加ストリーマーらが眉をひそめるような炎上はほとんど起こりませんでした。
印象的だったのは、FENNEL所属のストリーマー・mittiiiさんや個人VTuberとして活動している赤見かるびさんが参加し、それぞれ友人らと共に面白い配信を届けてくれたことです。ここでは詳細を省きますが、2人は以前のストリーマーサーバーで炎上してしまい、謝罪のコメントをツイートしたり、他ストリーマーから公開説教されることもありました。
特に今回、赤見かるびさんは参加する前に運営から「厳重注意」をうけていたらしく(本人談)、前回よりも慎ましく、楽しく参加しようと努めていきます。
以前から友人だったスタンミさんと共に活動し、昨年の炎上時にひと悶着あったにじさんじ所属のアルス・アルマルにも早々に謝罪。「今回はしっかりと楽しみたい」と意気込み、かるびさんはスタンミさんと共に、昨年以上にさまざまな参加者と楽しい夜を生み出していきました。
約10日ほど行動をともにしたスタンミさんにむけて、かるびさんは感謝の言葉をボイスメッセージで伝えます。
「スタンミがわたしを拾ってくれなかったら、こんなに長くスト鯖を楽しむことはできなかった」
「わたしたちはスト鯖で一番弱いかもしれないけど、一番楽しんだ自信があるよ!」
そのメッセージとかるびさんからの言葉に、スタンミさんはそのまま号泣。そのワンシーンはTwitch JAPANにもしっかりと捕捉され、公式Twitterからツイートされるほどでした。
かるびさんの声掛けにうまく返事ができないほどに涙を流すスタンミさん、その横には笑顔の中に涙を含ませるかるびさん。以前からの友達だった2人ですが、今まで以上の固い友情とリスペクトが育まれたのはいうまでもないでしょう。