■「ドラコー」自身の性能も“ヤバい”

「ドラコー」の恐るべき点は、クラス相性だけではありません。まず、攻撃の要となる宝具ですが、最近のサーヴァントにしては効果項目がかなりシンプル。しかし、その影響は計り知れないほどです。
「敵単体に超強力な攻撃」以外には、「〔七騎士のサーヴァント〕特攻」があるのみ。しかしこの名称から分かる通り、七騎士のサーヴァント相手なら特攻が乗り、大ダメージを与えることができます。

近年の『FGO』におけるアタッカーは、基本的な火力(バフ含む)に加え、特攻で大ダメージを狙うのが主流です。しかし特攻と一口に言っても様々で、神性や巨人、中には「アルトリア顔」という特攻まであるほど。そして特攻は、対象範囲が広いほど使いやすく、出番が多くなります。
その点「〔七騎士のサーヴァント〕特攻」は、対象の多さを語るまでもないほど。特攻全般を見ても、屈指の幅広さを誇ります。効果の項目数こそ少ないものの、これだけ幅広い特攻を持つ「ドラコー」の宝具は、非常に強力な一手となります。

また、スキルで「〔竜〕特攻」と「〔ローマ〕特攻」を自身に付与できるため、複数の特攻が効く相手ならダメージも更に増大。竜特性を持つ七騎士だけでも40騎近くおり、その相手にはダブルで特攻が乗ります。
スキル面のネックとしては、NPの即時チャージがないため、開幕直後の宝具初動は礼装やサポート頼みになる点です。しかし、2つのスキルに「毎ターンNP獲得状態を付与」の効果があり、それだけで1ターン経過ごとにNPを最大30%得られます。
1ターン目に各スキルを使えば、3ターン目開始時には何もせずに60%溜まります。あとはちょとした支援や自身のアーツ攻撃を組み合わせるだけなので、概念礼装抜きでも宝具の発動がかなり容易です。

クラス特性により、七騎士相手には「耐久力の高いバーサーカー」として気軽に運用でき、クラス混合編成の対処にも役立つ「ドラコー」。しかもサーヴァント相手なら、宝具で高ダメージが狙える上に、ターン経過のNPチャージもあるので、敵の編成とサポート次第ではイベント周回にも有用です。
初心者で戦力が少ない場合、複数クラスへの対処をひとり分の育成リソースでまかなえるのは、かなり助かります。また、特攻の組み合わせで大ダメージを狙いやすく、高難易度でも使いやすいため、ベテランマスターにとっても嬉しいサーヴァントです。