「月刊ラブコメ」をゲームで味わう! 美少女たちとの賑やかな日常からバトルまで楽しめる『パールインブルー』【TGS2026:先行プレイレポ】

スマホ向けに配信予定の新作『パールインブルー』の先行プレイレポートをお届け。

ゲーム プレイレポート
「月刊ラブコメ」をゲームで味わう! 美少女たちとの賑やかな日常からバトルまで楽しめる『パールインブルー』【TGS2026:先行プレイレポ】
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『パールインブルー』は、ネットマーブルが手がけるスマホ向け新作美少女RPGです。コンセプトは「月刊ラブコメ」で、毎月新たなヒロインとの出会いや物語が展開されるのが特徴です。

ラブコメアニメの主人公になったかのような恋愛体験とRPGを楽しめ、人間の内面に潜む欲望が具現化した力「真珠(パール)」を操る世界を舞台に、個性豊かなヒロインたちとの交流や成長が描かれます。

今回は「東京ゲームショウ2026」の試遊出展に先駆け、『パールインブルー』をプレイすることができました。本記事では、体験できたストーリーやバトルを通して、本作ならではの魅力をお伝えしていきます。

◆「殻っぽ」同士が出会うストーリーに引き込まれる

『パールインブルー』の世界には、人間の内面に潜む欲望が「真珠」として具現化する力が存在し、それを操る者たちは「騎士」と呼ばれています。一方、「真珠」を開花させられない者は「殻っぽ」と呼ばれており、主人公も「真珠」を開花させられない鍛冶屋見習いです。そんな主人公が、同じく「殻っぽ」でありながら「トップソード」を目指す「騎士・ニカ」と出会ったことから物語が始まります。

配送料をケチって主人公に依頼した剣を自ら取りに来た「ニカ」とともに、突然現れた敵「バロック」と戦うなか、主人公は「ニカ」をかばって崖から落ちそうになります。「ニカ」に手をつかまれますが、主人公は彼女を逃がすために自ら手を離してしまいます。すると「ニカ」が主人公の言葉を思い返すように奮起し、彼女の「真珠」が開花し、「パールライト」を手にします。

さまざまな騒動を乗り越え、「ニカ」とともに「騎士」の宿舎に赴くと、同じ「騎士」グループの「騎士」たちに主人公との関係を聞かれ、とっさに「新しいマネージャー」だと紹介。ここから主人公とヒロインたちの物語が動き出します。

◆「月刊ラブコメ」らしい賑やかな日常

プレイしていて印象に残ったのは、キャラクター同士の掛け合いのテンポの良さです。試遊では主人公と「ニカ」を中心に会話が展開しましたが、終盤は個性の異なるヒロインたちが次々と登場し賑やかな雰囲気に。ちょっとしたやり取りにもコミカルな要素が盛り込まれており、プレイ中に思わず笑ってしまう場面も少なくありません。

一方で、主人公たちがピンチに陥ったときのように、シリアスな場面では表情や演出も一気に引き締まります。ストーリーの雰囲気は明るく普段のコミカルな姿も可愛いらしいですが、戦うときのカッコよさまで含めてキャラクターを好きになれる作りだと感じました。

こうした会話のテンポ感は、『パールインブルー』が掲げる「月刊ラブコメ」というコンセプトとも噛み合っています。一般的なラブコメ作品ではヒロインとの何気ない会話で笑わせたかと思えば、突然ヒロインの魅力を強く見せるシリアスな展開に入り、また日常の騒がしさへ戻っていくといった緩急が王道の魅力です。本作もまさにその感覚をゲームのなかで再現しようとしている印象があります。

個人的には、どこか懐かしい「昔ながらのラブコメ作品」を思わせる雰囲気も感じました。主人公を中心に美少女たちが集まって大騒ぎし、入浴などのサービスシーンまで挟みながら物語が進んでいく。いわばラブコメらしいノリを現代のスマホゲームのリッチ演出で見せている作品です。

◆イベントシーンにも「見るだけではない」仕掛け

ラブコメらしいテンポ感を支えているのが、イベントや会話シーンの見せ方です。会話が続くなかでコミカルな表現が入ったり、イラストに切り替わったり、3Dキャラクターを使った演出が展開されたりと、画面の表現が頻繁に変わります。

そのため、テキストを見ていても「立ち絵が表示されて会話が続くだけ」という印象にはなりにくく、次にどんな見せ方をしてくるのかを追いかける楽しさもあります。特にコミカルな場面ではSDキャラクターのデフォルメ表現が効果的で、キャラクターの表情やリアクションが魅力の賑やかさにつながっています。

さらに、バトルのイベントシーンにはQTEも組み込まれており、重要な場面ではプレイヤーがタップ操作を何度も求められるため、ストーリーをただ受け身で眺めるだけではなく、自分の操作によって物語に介入できます(ミスをしてもストーリーに支障はなさそうでした)。こうした仕掛けが入ることで、物語の盛り上がりをゲームプレイとしても感じられるようになっています。

◆パリィに必殺技まで!迫力のバトル演出

そして、本作はキャラクター同士の掛け合いを楽しむだけの作品ではありません。ストーリーを進めるなかでは戦闘も発生し、ヒロインたちが「パールライト」を使って戦うことになります。

今回試遊できたバトルでは、3Dキャラクターが左右に移動しながら敵との距離を詰め、攻撃を繰り出していくライン型のシステムです。キャラクターと敵の距離感や攻撃のタイミングを見ながら操作していくことになります。

右側に表示された騎士のアイコンを長押しすると、ド派手な「究極技」を発動できます。キャラクターごとの攻撃演出を楽しめるだけでなく、ここぞという場面で自分の操作から大技につなげられるため、戦闘に介入している感覚もありました。

もうひとつ印象的だったのがガードとパリィです。敵の攻撃に合わせてガードすることで、パリィで攻撃を受け流すことができ、連続攻撃を仕掛けてくる敵に対して、タイミングを合わせてガードを長押しすることで連続してパリィできます。

筆者はアクションゲームでパリィを狙うのがあまり得意ではないのですが、長押しするだけで良いシステムは達成感もありながら、気持ちよさを感じられました。本作は難しい操作を要求してプレイヤーを振り落とすというより、キャラクターを動かしながら、パリィや究極技を決める楽しい没入感を深めるような設計になっていました。

◆「ラブコメの主人公」をゲームで味わえる!

今回の試遊で感じた『パールインブルー』の魅力は、「月刊ラブコメ」というコンセプトがキャラクターだけでなく、ストーリーのテンポや演出、バトルにまで繋がっている点です。

個性豊かな美少女たちとの掛け合いでは思わず笑ってしまう一方、ヒロインが危機に立ち向かう場面ではしっかりカッコよく見せる。合間にはQTEが入り、サービスシーンもあり、バトルまで存在します。ひとつひとつの要素を見ると美少女ゲームやRPGとして珍しいものではありませんが、それらを「ラブコメアニメを見ているようなテンポ」でつないでいることが、本作ならではの特徴なのではないでしょうか。

また、自分自身の「真珠」を開花させられない主人公が、同じように「殻っぽ」だった「ニカ」の力を引き出し、ダークナイトのマネージャーとして彼女たちを支えていく。今回体験できた範囲はほんのプロローグですが、ここからヒロインたちとどのような関係を築き、それぞれの「真珠」がどのように開花していくのかは、本作を追いかけるうえで大きな見どころになりそうです。


『パールインブルー』は、iOS/Android向けに基本無料(アプリ内課金あり)で配信予定です。

詳細は公式サイトをご確認ください。

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《SIGH》

RPGとADVに強いと自称するライター SIGH

RPGとADVが好きなフリーのゲームライター。同人ノベルゲームは昔から追っているのでそこそこ詳しい。面白ければジャンル問わずなんでもプレイするのが信条。

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