ちょうど20年前の10月7日、プレイステーションは熱かった!『ジルオール』『夕闇通り探検隊』『シルバー事件』などが同日発売─個性派5作品の魅力を振り返り

プレイステーションが全盛期だった20年前。ユニークな作品が次々に登場しており、199年10月7日には、10本を超えるタイトルが同時にリリースされました。今回は、その中から選りすぐった5本を紹介し、その魅力に迫りたいと思います。

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ちょうど20年前の10月7日、プレイステーションは熱かった!『ジルオール』『夕闇通り探検隊』『シルバー事件』などが同日発売─個性派5作品の魅力を振り返り
ちょうど20年前の10月7日、プレイステーションは熱かった!『ジルオール』『夕闇通り探検隊』『シルバー事件』などが同日発売─個性派5作品の魅力を振り返り 全 14 枚 拡大写真

◆この謎を解くには、“総当たり”よりも“閃き”! 『続・御神楽少女探偵団 完結編』



浪漫と妖しさが入り交じる大正・昭和初期の日本を舞台に、様々な難事件の解決に挑む『御神楽少女探偵団』。その完結編として、『続・御神楽少女探偵団 完結編』が、 1999年10月7日に発売されました。

発生する事件は、それぞれの章で解決する1話完結型。そのスタイルは『完結編』にも受け継がれており、本作だけでも6編の物語(「猟奇同盟」「続・猟奇同盟」を1本として計算。外伝含む)を楽しむことができます。

推理ADV『御神楽少女探偵団』が持つ大きな魅力と言えば、推理に必要な証拠や証言などを集める捜査中に行う「推理トリガー」の存在です。この「推理トリガー」は、事件に関わりそうなポイントだとプレイヤーが判断した際に発動させるもので、読み通りならば新情報を獲得するなど、状況が好転します。


この「推理トリガー」のおかげで、プレイヤーが捜査に対して能動的に関わることができ、その実感や作品への没入度をより高める効果があります。ちなみに「推理トリガー」の入力回数には制限があり、使い切るとゲームオーバー。残念ながらやり直しになってしまいますが、その緊張感とのせめぎ合いが、本作ならではの味わいと言えます。

プレミア化し、一時期はプレイするのが困難だった『続・御神楽少女探偵団 完結編』ですが、2009年11月25日にアーカイブス版が登場。PS3やPS Vitaなどでプレイできるようになったので、興味がある方や当時遊べなかった人は、この秋の夜長にダウンロードしてみてはいかがでしょうか。その際は、1作目の『御神楽少女探偵団』から遊んでみてください。



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《臥待 弦》

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