◆この謎を解くには、“総当たり”よりも“閃き”! 『続・御神楽少女探偵団 完結編』

浪漫と妖しさが入り交じる大正・昭和初期の日本を舞台に、様々な難事件の解決に挑む『御神楽少女探偵団』。その完結編として、『続・御神楽少女探偵団 完結編』が、 1999年10月7日に発売されました。
発生する事件は、それぞれの章で解決する1話完結型。そのスタイルは『完結編』にも受け継がれており、本作だけでも6編の物語(「猟奇同盟」「続・猟奇同盟」を1本として計算。外伝含む)を楽しむことができます。
推理ADV『御神楽少女探偵団』が持つ大きな魅力と言えば、推理に必要な証拠や証言などを集める捜査中に行う「推理トリガー」の存在です。この「推理トリガー」は、事件に関わりそうなポイントだとプレイヤーが判断した際に発動させるもので、読み通りならば新情報を獲得するなど、状況が好転します。

この「推理トリガー」のおかげで、プレイヤーが捜査に対して能動的に関わることができ、その実感や作品への没入度をより高める効果があります。ちなみに「推理トリガー」の入力回数には制限があり、使い切るとゲームオーバー。残念ながらやり直しになってしまいますが、その緊張感とのせめぎ合いが、本作ならではの味わいと言えます。
プレミア化し、一時期はプレイするのが困難だった『続・御神楽少女探偵団 完結編』ですが、2009年11月25日にアーカイブス版が登場。PS3やPS Vitaなどでプレイできるようになったので、興味がある方や当時遊べなかった人は、この秋の夜長にダウンロードしてみてはいかがでしょうか。その際は、1作目の『御神楽少女探偵団』から遊んでみてください。
プレステ時代を代表するホラーゲームの一角も、20年前に登場!