大作や話題作よりも先に『サイキックフォース2012』を試遊プレイ! 超能力を繰り出す快感は、令和でも変わらないのか?【TGS2026】

電撃発表された『サイキックフォース2012』を、TGS2026でいち早く遊んできました。そのプレイ感をお届けします。ちなみに、今後の発展も願い、ご担当の方に「『サイキックフォース2』の現行機版もぜひ!」とお願いしてみました。どうか叶いますように……!

ゲーム プレイレポート
大作や話題作よりも先に『サイキックフォース2012』を試遊プレイ! 超能力を繰り出す快感は、令和でも変わらないのか?【TGS2026】
大作や話題作よりも先に『サイキックフォース2012』を試遊プレイ! 超能力を繰り出す快感は、令和でも変わらないのか?【TGS2026】 全 9 枚 拡大写真

制限なく空中に浮き、強烈な超能力を放ち合って戦う対戦格闘ゲームが、かつてゲームセンターの一角に鎮座していました。同時期に活躍していた対戦格闘ゲームとは異なる道を歩み、唯一無二の存在になった一方で、後継者が現れることもなく、時代とともに去っていったのです。

そのゲームシリーズの名は、『サイキックフォース』。同名の1作目とバージョンアップ版のEX、続編にあたる『サイキックフォース2012』、アレンジ版の『サイキックフォース2』などが登場し、家庭用機やPCにも進出した結果、熱心なファンを多く獲得したシリーズです。

2012年に『サイキックフォース2012』がNESiCA×Liveにて配信され、アーケードに再び舞い降りましたが、それも今は昔。シリーズの新たな展開が途絶えたまま、時代は令和へと変わりました。

しかし、2026年9月に突如、『サイキックフォース2012』の現行機向け展開が明らかに。スイッチ/PS5/Steamに向け、2027年に発売されるとの発表が寄せられました。

しかも、発表直後の「東京ゲームショウ2026」にプレイアブル出展するとなれば、当時サイキッカーだったひとりとして見逃せません。大作、新作が並ぶなか、会場をまっすぐ突っ切り、『サイキックフォース2012』の試遊が行われているコナミブースに直撃。現代に蘇った本作を、早速遊んでみました。

■サイキッカーに伝えたい、あの超能力バトルが帰ってきたと!

今回出展された『サイキックフォース2012』は、TGS専用バージョンのため、プレイ可能な範囲はアーケードモードの全4ステージのみ。しかし、時代を超えて蘇った本作を思えば、いち早く体験できるだけでも感慨深さが湧き上がってきます。

また、プレイアブルキャラに制限はなく、マイトにバーン、キースまで、全13キャラを使用できます。画面の両脇には、選択したキャラごとの操作方法が記載されているので、超能力の出し方に悩むことはありません。

本作の特徴として外せないのが、一定の範囲とはいえ、360度あらゆる方向に制限なく移動できる点です。また、一般的な対戦格闘ゲームよりもフィールドが広く、近距離の殴打はもちろんのこと、遠距離からの超能力の応酬も醍醐味のひとつです。

超能力による遠距離攻撃が可能なため、「シューティングゲームなの?」と未プレイの人に誤解されることもありますが、レンジこそ広いものの、遠・近問わず技には硬直や隙があり、超能力を連打しているだけで勝てるようなゲームではありません。

むしろ、近・中・遠のレンジを使い分けるからこそ有効な立ち回りが常に変化するため、殴るか、投げるか、超能力か、ダッシュでかわすか、的確な判断が求められます。構造が独特ですが、根っこはしっかりと格闘ゲームなのです。

──という本作の実態が、方向キーを入れるたび、コマンドを入れて超能力を放つたびに、まざまざと蘇ります。あくまで体感の話で、厳密なフレーム単位のレベルでは分かりませんが、当時のプレイ感をすんなり思い出せたのは、記憶にある感触と遜色なかったためでしょう。

現行機版とはいえ、調整ひとつで手ごたえや感触が大きく変わることもあります。しかし、今回触った限りでは、操作感に違和感や大きな変化は感じられず、ガードの使い分けや壁際の攻防、一瞬の隙を狙って繰り出す超能力の醍醐味とヒットした時の爽快感は、いずれも懐かしく、そして時間が経っても変わらない心地よさでした。

短時間のプレイですし、筆者が鈍感なだけかもしれないので過信は禁物ですが、個人的には、本作の発売がより楽しみになる試遊体験でした。

ちなみに、今回のプレイではバーンを使用しましたが、対戦格闘ゲームをプレイしながらの撮影は非常に困難です。そのため、次に試遊した方のプレイ中の様子を撮影させていただき、記事への掲載許可もいただきました。ご快諾してくださった方には、感謝の言葉しかありません。『サイフォ』ユーザーは、令和も優しかった!

……ところで、『サイキックフォース』の略称って、仲間内では『サイフォ』だったのですが、本当は『サイキック』? それとも『PF』? 誰か正しい答えを教えてください……!

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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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